わたしは昨年、デスモイド腫瘍という悪性とも良性ともつかない腫瘍のために抗がん剤治療を受けました。

そういえばここ数年、昼食後に無性にアイスクリームをたべたくなることが毎日のように続いたなぁ、間食の量が激増したなぁなんて思い返して、調べてみました。…すると、やはり関係があったようです。

 

体内では日々がん細胞が作られていて、ぶどう糖を栄養として増殖します。炭水化物なども消化によって糖質に変わりますが、砂糖は消化の必要がないためエネルギーを使わずに腸から吸収されてしまいます。
 

体が冷えると免疫の働きが低下し、がん細胞が増加しやすくなるため、甘くて冷たいものは、がんが好む食事といえます。糖分の多いお菓子や飲み物などは、がんに餌を与えているようなものだそうです。

つわりのときに酸っぱいものが欲しくなるのと同じように、体内に、急に大きくなる何かができると、人間は嗜好が変わります。がんの場合はアイスクリームが食べたくなることが多いそうです。


「治療をしてもアイスクリームを頻繁に食べることをやめない限り、せっかくやっつけた病気をみずから育てちゃっているようなものだそうです。漢方には、病気が欲しているから食べたくなるという考え方があります。疲れている場合なども甘いものが食べたくなりますが、急にアイスクリームが食べたくなり、それが毎日続くようならがん細胞が要求しているのかもしれません。

 

南六郷ベイサイド歯科医院

院長 米多比 雅也