松本先生「ソモソモ」の授業 続き。


松本先生が二宮さんのお母さんのお手紙を

預かったそうで代読します。

2公演あるので、午前の部、午後の部と

内容の違う2つのお手紙を用意してくれました。


「和

お誕生日おめでとう。

中学1年生からジャニーズに入りましたね。

小学校低学年のときにいじめられて精神的に不安定になりました。

高学年ではボールあそびに夢中で、

5年生でいじめがあったときは、

いじめに加担することはありませんでした。

友達に「女子更衣室を覗こう」と言われ、断ってくれて嬉しかった。

知人に会うと帽子を取って挨拶をし、

「マダムキラー」と呼ばれていました。

おじいちゃん、おばあちゃん、じゅんちゃん。

みんなに喜んでもらえるよう頑張ってください。

コンサートで元気をもらっている私は

ずっとずーっと貴方と嵐の大ファンです。

ニノママ」


二宮さんが女子更衣室を覗きに行かなかったのは

場所が遠かったから。

教室からでたくなかった。

高学年でいじめられたと思っていたが、

手紙に低学年とあるので「ずーっといじめられてたの?」と。


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午前の部のお手紙


「和へ

生まれて3か月で尿管の病気にかかり、

治すには優しく揉むしかないと言われ、

おむつ替えのたびに優しく揉んでいました。

今では後遺症もなく安心しています。

すぐに高熱を出しては、耳に膿がたまり、

切開を繰り返し、熱性けいれんになったりしました。

くもんでは教室でやりたくなくて泣き叫び、

ピアノは寝たふり。野球だけ続きましたね。

たくさんの人に支えられて、社会のルールをそこで覚えました。

私の元に生まれてきてくれてありがとう。

ニノママ」


二宮さんはなんで感動的な誕生日の手紙で

キンタ○の話をされなきゃいけないの?と笑ってました。


どちらのお手紙も

ユーモアと愛の溢れる素敵なお手紙でした。


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まとめ


出産の現場では

お母さんが頑張って頑張って命が生まれてくる。

助産院で出血ノートをみせてもらいました。

出産時に牛乳7本分1400ccの出血があることがあります。

人間は2000ccの出血で死んでしまいます。

赤ちゃんを産むのは命がけ。

「赤ちゃんは簡単には生まれない。

だからこそ愛おしくなり、

10か月して狭い産道からでてくる

それこそが奇跡」

家に帰ったら自分のソモソモを聞いてみてください。

そうすることで自分を大切にする。

自分の周りのソモソモも聞いてみてください。

周りの人にも、もっともっと優しくなれる。


「ソモソモについて考えると

 すべてが大切に思えてくる 潤」