【さまよう刃】
東野圭吾(著)
■出版社 著者からの内容紹介
自分の子供が殺されたら、あなたは復讐しますか?
長峰重樹の娘、絵摩の死体が荒川の下流で発見される。犯人を告げる一本の密告電話が長峰の元に入った。それを聞いた長峰は半信半疑のまま、娘の復讐に動き出す――。遺族の復讐と少年犯罪をテーマにした問題作。
長峰重樹の娘、絵摩の死体が荒川の下流で発見される。犯人を告げる一本の密告電話が長峰の元に入った。それを聞いた長峰は半信半疑のまま、娘の復讐に動き出す――。遺族の復讐と少年犯罪をテーマにした問題作。
■内容
長峰の一人娘・絵摩の死体が荒川から発見された。花火大会の帰りに、未成年の少年グループによって蹂躪された末の遺棄だった。謎の密告電話によって犯人を知った長峰は、突き動かされるように娘の復讐に乗り出した。犯人の一人を殺害し、さらに逃走する父親を、警察とマスコミが追う。正義とは何か。誰が犯人を裁くのか。世論を巻き込み、事件は予想外の結末を迎える―。重く哀しいテーマに挑んだ、心を揺さぶる傑作長編。
題材は『少年法』
少年は罪を侵しても保護される。
国の法だからしかたない。
だけど、個人的にはおかしいと思う。
被害者と加害者
守られ方が間違っている。
法はきっと大まかに考えれば納得いく理屈だけど
現実に生活し環境を考えれば
『少年法』に疑問を抱くのは間違ってない気がする。
ましてや悪質な方法で娘を亡くした父
小説の中といえども、この父のとった行動には同意する事ばかり
重い話で最後はどうであれ私は完成した話と感じたので
映画を観るのはやめよう^^と思います。
残念な気分になりたくないので・・・。
- さまよう刃 (角川文庫)/東野 圭吾
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★重くエグイ話
のめり込み一気に読んでしまった。
