さて、書こうと思っていたことをいくつか書きます。
白金がすごいことになっていますね。
換算でSHSLを大幅に越える値が出たり、朝の換算はそうでもないと思っていたら夜間で換算がめちゃくちゃなことになっていたり。。
商品先物におけるデイトレ推奨銘柄といえば、「ガソリン」「白金」「ゴム」ですが、ガソリンはなんだかんだでNYの動きを全く無視することはできない国際商品です。そして、ゴムは国内主導商品。ですから、海外がどうの(たとえばシンガポールがどうの)といっても値動きの元が国内ですから換算がどうのとかあんまり考えなくていいと思っています。(指数などで裁定取引をする場合は除く)
一方、白金はといえば、NYMEXにも上場されている国際商品ですが、先日林輝太郎氏のセミナーの後の講師をされたK氏が以前言ってましたが、「NYの白金やってるのは邦人ばっかりですよ」とのことです。
(この会社は国際事業部があり、海外からの委託も結構扱ってるのでその話も噂ではなく事実でしょう)
白金という銘柄は外電が高い時、GAPをつけて高よりした場合、買いで出て行って儲かるかというとそうでもないという銘柄です。
目先の順バリ?でついて行くと結構やられてしまいがち。
勝手な想像ですが、NY夜間は向こうの邦人がやりたい放題いじり倒しているんじゃないかと思います。
ガソリンもたいがいいじりまわされてる銘柄ではありますがそういう意味では白金が一番不透明というか、素直じゃない銘柄なんじゃないでしょうか。
ですからこれから商品でデイトレをするのならガソやゴムの方がいいのかも!と思っています。
ちなみにガソはそのボラティリティーの大きさから「怖い銘柄」とされてきましたが(実際、新規のお客さんにはオイルは勧めない、という会社も存在した時期がありました)、デイトレでレンジブレイク系で建てる手法が一番機能するのがガソリンだそうです。
(これは同じシステムを白金やゴムに当てはめてみればわかると思います)
ところで、日経225が外電高にもかかわらずさげまくって、先日は3連続陰線の後、GAPをつけて安よりした後大陰線でしたね。
今日は反発しているようですが、聞いた話によると、今回の下げでは実はけっこう一般(大衆)がやられてるとのことです。
何となくわかります。
まず、株式市場はある程度逆バリ(乖離が高いときとか)で取れたりしますし、なんせライブドアショックの時とは異なり、特にガンになっている銘柄もないし(ソフトバンクとかは売られまくりましたけど(^_^;))、アメリカも高値更新していましたし。
だからこそ、つっこんだところは買いっ!で出た人も多かったのかもしれません。いや、それならまだいいのですが、安くなっても値洗いの悪くなった玉をなかなか手放せないで因果玉を作ってしまった人も多いかも。
明日以降、結局助かるかもしれませんが、この「我慢してなんとか助かった」は時として致命傷を負うことがあります。
その点、商品先物(というか証拠金取引)をやっている人は、だいたい因果玉を抱えることがその取引の仕組み上難しいですから、今生き残っている人は「しまったは手じまえ」を実行できている人です。(損ぎりが遅い人でも何かしらの手は売っている人が多いです)
僕は近々、株式市場(というかまずは日経225miniですが)にトライしますが、この商品先物市場での経験はきっとその市場でプラスに働くものと信じています。
ところで、株式市場と商品先物市場はどっちが儲かりやすいのでしょうか?
商品をやっている人には「やっぱり商品の方が市場が効率的ではないから取りやすい」という人も多いようです。
確かに訳のわからない行き過ぎは商品の方が多いような気がします(だからこそ意地になるとやばい?)。
しかし、この市場はセミプロが多いのです。一般委託者でも今残っている人は半玄人です。
そういったところで、利益を上げるのはなかなか大変なことです。
商品はなんといっても実態があり、鞘もあるわけですから、現物事情に精通していてそれを利益に結びつける方法を知っている人、鞘を売買に利用できる人には非常に魅力的なマーケットですが、そうじゃない人にはむしろ、(上手ではない)一般大衆の割合が多い株式市場の方が設けられる可能性は高いのかもしれません。
まあ、とにかくやってみないとわからないので来月には始められるようにします。
そうそう
流れに乗ることはどんな市場でも大切ですが、特に商品先物では重要です。
そういう意味でも、新井邦宏さんという人は私は結構好きなのですが、その彼がユニコムでウェブセミナーを定期的にやっているようです。
これは日時が決まっているものではなく、いつでもみられるようなものです。
口座を持っている人は簡単にみられるのですが、口座を持っていない人はたぶん申し込みをして返ってきたメールにあるURLを訪れる形式になってるような気がします(間違っていたりして)
http://www.unicom.co.jp/plus/websemi/webseminar.html
どうも週末(金曜日)にマーケットが引けてから更新されているようなので、そういう意味では今見ても遅いかもしれませんが、考え方にはふれられますね。僕も「たまには週足みないとな」と思いました。
さて、僕はこういう風に書き始めると際限なくだらだらと書いてしまう方なのですが、最後にちょこっと。
最近読んでる本はマーケットの魔術師大損失編です。
ついにネタ切れで「大損失編ときたか?!」
と思いましたが、なんだかんだでいろいろとうなずけるところはたくさんありますね。
生き残っているトレーダーはみな「損失から多くを学ぶ」っていうけれど、そういう意味からも、自分で損失を出さなくても彼らの言葉から学べるので得です(^_^;)。
リンダ・ブラフォード・ラシュキあたりのトップトレーダーでもやっぱりみんな非常に苦しい時期があったんだなぁ。
名前が知られるようなトップトレーダーって開花してしまうまでは大変な苦労をするものの、一回開花してしまうと割と安定して設けてる人がほとんどだと思っていました。1年8ヶ月停滞とか自分じゃ耐えられないだろうなぁ。
逆に言えば、僕は8月後半からのドローをまだ抜け出せないわけですが、その程度のドローは想定内として今後を考えないといけないのでしょうね。
とはいえ、このドローダウンもあとちょっとで抜け出せそうですが・・・。はてどうなることやら。
マーケットの魔術師大損失編はこちら(いちおうアフィリです(^_^;))