今日はクリスマスイブ…
街はクリスマスカラー一色に染まる。

本当に本気で愛し合うカップル達は
本当に幸せでこの舞散る冷たい雪も
暖かく感じながら
雪を眺めているのだろうか…

利害関係でしか結ばれていない
恋愛ごっこの関係を続けているカップルも
中にはいるに違いない…
ぽっかりと空いた心の隙間に冷たい雪が
染み込むように見えたりするのだろうか…

人はそれぞれの思いや事情を交錯させて
今を歩いている。
同じ景色を見ているのに見え方や
感じ方で他の景色に映る。

今日はホワイトクリスマス…
どんな景色に映るかは人それぞれ
なのである…


貴方を頼って
貴方は助けてくれる…

本当に困り窮地に立たされた時に
貴方は現れてくれた。

そんな貴方の腕に思わず抱きつき
助けをこいたくなります…

でも、貴方のその腕は私以外の
大切な人を抱き締める為にある腕だから…

私はその腕に触れる事すら出来ません…
だから私は
憧れの貴方に精一杯の感謝の気持ちだけを伝えます …


大切な人を無くした時
人は何を思うのだろう?


無くしてから大切だったと 気付き
後悔するのだろうか?
それとも感謝の言葉しか
出てこないのだろうか?


ならば後者の方がいい。

私はあなたに「ありがとう…」の言葉しか
出てこないけれど

私はあなたに何が出来ていましたか?
私はあなたにとってどう映っていましたか?
今はもう、そんな問い掛けもすることは
できないけれど…

私の中のあなたはかけがえのない
大切で大好きな人でした…

私の中には今までの感謝の思い出と
「ありがとう…」の言葉か出てきません…



あなたはあの懐かしく
温かな思い出を残して行きます…



そんな気持ちで大切な人を
無くせられたらいい…