一度開いた傷口を
もう一度縫い直して…


また開いた…


二度目の傷口は
どんどん広がり
傷はどんどん深くなる…


深く刻みこまれる…


もう一度傷の手当てをして傷口を縫い合わせたい…


でも
なかなか傷は治らない…


二度目の傷は深い
だけど時間と共に
傷口はふさがってくる…


また動けるようになったら
傷口が開いて
再起出来なく
なるんじゃないかと
動く時には足がすくみ
前に進む事をためらう…


進まなうと生きては
いけないのに…


いつになれば傷の事は
気にならなく
なるのだろう…


気にならなくなれば
治ったと証明できるのに…

また開くんじゃないかって
怯えながら前に進む…


前に進む勇気があれば
いいのに…


前に進むには勇気も
必要な事…


雨がやみ
昨日までの雨が
嘘だったかのように
空は晴れ渡り
太陽がさんさんと
降り注いでいた…


太陽はアスファルトの
水溜まりを蒸気に
変えていく…


水溜まりに映った青空も
消えていく…


雨など降らなかった
ように跡形も残さず
夏空は景色を夏色に
変えていく…


今日は七夕…
天の川が架かりそうだと
天気予報は伝えていた…


今年は織姫と彦星は
会えるに違いない…


それに付け加え
今日から夏の暑さが
高潮になる切り替えの
日だとも伝えていた…
夏の本番が始まる…


君に出会う為に生まれてきた…

あなたと出会う為に生まれてきた…

今は年に一度しか会えない…

この特別な日だけは
ずっと傍にいよう…

一年分の愛を語ろう…
一年分の愛の歌を奏でよう…


ずっと2人きりで…


誰にも邪魔をされない
2人だけの世界で…




織姫と彦星はこんな事を
話しているのだろうか…


年に一度だけ
思いを伝え合える
特別な日に…



今は通信手段が
いくらでもあって
合わなくても簡単に
直ぐに連絡が取れる。


そんな理由もあって
昔に比べたら特別な日が
少なくなったのかな…


便利さを追求していくと
昔ながらの風情や情緒を
味わう事が
減っていくようで
淋しいけど
時代は流れていて
それに逆らう事は
できないから
自分から見つけて
いかないといけないの
かもしれない…