最近色んなテレビで海外に暮らす人にインタビュー&訪問する番組がありますよね。
今日観たのは、世界の遠い村に住む日本人を訪ねる番組
この間観たのは、空港で行きかう外国人にどうして日本に来たのと尋ねる番組
その前に観たのは、世界の辺鄙なところに住む日本人を訪ねて、そこに住み続けている理由を聞くものでちょっと濃いものだった。
そんな訳で最近そんな世界に旅立った勇敢な人の話が聞けて羨ましいと思っている遊里ですが
実は遊里家も異邦人
25年ほど前、出稼ぎをしようと父が旅立ったのがきっかけで、縁あって今日本に居れる訳なんですが・・・
まぁ・・・テレビに映る方々が立派すぎるのと、父の勇敢さを素直に認めらてない娘心といいますか、すごいことの様には思えないのが現実です
でも大変なのって実は渡航者よりもそれを支える家族だと思います
父は勇敢だったかもしれないけど、それを見守って、ずっと寄り添ってきた母にとっては堪ったものではないですよね。
遊里は人生の4/5を日本で過ごしていて、2年前に今までの国籍を捨てました
母は今年、初めて日本に来てからの年数が人生の半分になり、このまま日本にいるとこっちの生活の方が長くなるので聞いてみました。
Q:いずれはどこの国に住みたい?
A:やっぱり母国かな。年数の問題じゃないのよ。居場所をどこに作るかの問題で、今は遊里がいるからここが居場所だけど、遊里が嫁いだら変わるよ。
身近にこんなに深いこと言える人いたのね・・・
私がまだ言えない重みのある言葉だと思う
遊里もいつかは国籍を躊躇なく捨てた事を惜しむ日くるのかな?
それとも新しい居場所が出来るのかな?
未来はまだ霧の中で不透明で覗き見が出来ません。