2002年に公開された『es』というドイツ映画を知っていますか?

アメリカの心理学者が『監獄実験』と呼ばれる実験を行った実話が元になっているお話し。。。

実際の実験の内容はこんな感じ⇒心身共に健康な男性21人に、囚人役(10人)と看守役(11人)に分かれてもらい、それぞれの役割を実際の刑務所に近い設備を作って演じさせるというもの。

予想を上回る急激な変化があり、精神への悪影響の配慮から、この実験は予定より8日も早く、6日間で打ち切られてしまったほど。

実験の結果は、強い権力を与えられた人間と力を持たない人間が、狭い空間で常に一緒にいると、次第に理性の歯止めが利かなくなり、暴走してしまう。(権力への服従
しかも、元々の性格とは関係なく、役割を与えられただけでそのような状態に陥ってしまう。(非個人化)ということがわかったというもの。

つまり、何らかの役割を与えられ、その役になり切ろうとすると、精神的に大きな変化が現れるということなんです。

この実験も、それを題材にした映画もとっても恐ろしいものでしたが、この効果は実生活に応用できます!!

それもいい方向で(*´ー`*)

現在の自分(容姿でも性格でも)に不満があるなら、変わりたいと思っているなら...

望ましい特性を持った人間であると思い込めばいいということになります。

憧れの人になりきって振る舞ってください。

ふりをするだけでもなりたい自分に近づいていくことができますよ。

お金も時間もかからずに理想に近づけるなら、やってみる価値ありだと思います。