今年、２０１９年３月４日に
私は乳癌温存手術とリンパ切除をしてから
今日で４か月が経過しました。
放射線治療が終了したのは５月２日なので、
辛かった放射線治療からも約２か月が経過し、
今はホルモン治療のみ
毎朝タモキシフェンを内服しています。
４か月前には全く想像できなかった今の生活は、
大好きな海でサーフィンを楽しみ自然に感謝しながら
幸せな生活を送っています。
今年の２月１８日に乳癌と告知されてからは
本当に今の時間が全く想像さえでずただ必死でした。
今は身体的にも精神的にも穏やかで
今ある自分の全てを受け入れることができています。
ホルモン治療はまだあと４年８か月予定で
定期検査で再発の確認もしながら経過観察中です。
手術の傷痕はだいぶきれいに落ち着きました。
私は右胸の外側下の部分に癌があったので、
先生が手術後を目立たなくするために
右乳輪にそってメスをいれてくださって、
そこから広げて私の癌を切除してくださいました。
本当におかげさまで、
よく見ると乳輪にそって手術の傷痕はハッキリわかりますが
パッと見は多分わかりずらいかと私自身思えています。
放射線治療の皮膚の変色も落ち着いたので、
（まだ放射線照射部位はうっすら変色はしています）
先週は乳癌の手術以来初めて、温泉にも行きました。
ただ自分自身の心がまだ弱く、
脱衣所や温泉内でちょっと気になってしまったので
以前は大好きな温泉では何時間でも入れましたが
３０分ぐらいで出てきました。
けれど温泉に行けた！はいれた！ということが
本当に嬉しく、次のステップに進めたような気がしてます。
海ではウェットスーツやタッパーの下に
乳癌手術後に購入したハイネックの水着を着用しているのですが
この水着にいれてる胸パットに楽しみながらも苦戦中です。
私は右胸の下から外側を切除しているので、
その部分を補うように胸パットを入れたいのですが、
その部分にフィットして見た目も不自然ではないというのが
なかなか難しく、
これも違うあれも違うとパットを買って胸にあわせていたら、
家の引き出しが水着のパットだらけになり主人が笑っていました。
沢山の胸パットを手にしながら、
私も笑えるようになってます。
ありがたいことに私は右胸の下部分の切除なので、
もう少し放射線の変色がおちついたら、
手術後には考えられなかった以前着ていたビキニも
復活しようとも思い始めています。
乳癌になる前の感覚ではないですが
精神的にもだんだん強くなってきました。
これは先日、
乳癌ではなく子宮癌を経験した信頼なる友人と話したのですが
”癌”を経験すると、癌になってしまったら逃げることのできない経験も多く、
本当に以前とは違う自分に生まれ変わる気がします。
体も、心も、価値観も、感情も、
感謝の気持ちも、毎日の大切さも、、
大げさかもしれませんが生き方の全て、私は変わりました。
そしてなにより、以前にはなかった
”強さ”が増したような気がします。
うまく表現できないですがただの強さではなく
誰にも触れさせない真の強さみたいなものです。
（友人も同じことをいっていました）
その友人は５年前に子宮癌になり、全摘手術し、化学療法もし
今は私が励まされるほど元気で毎日を楽しんでいますが、
私も乳癌になっていなかったら、その友人の気持ちも
今ほどわかってあげれなかったと思います。
おもわず私は先日その友人に
「５年前、本当に辛かったことわかってあげれずごめんね。。」と
謝りました。
友人は笑いながら「わからなくてあたりまじゃん！」といってくれました。
だから最近は、私は乳癌になったからこそ
得たものはとても大きく感じています。
もちろん乳癌にならないにこしたことないです。
私自身もこうして元気に復帰できているからこそ
こんな言葉を書けるだけであって、
過酷な治療をされている方のお気持ちはとても言葉にできませんが
私自身が乳癌、闘病から得た経験が
今とこれからの人生を豊かにしてくれると感じて感謝しています。
乳癌に限らず、辛く苦しい病もたくさんあるかと思います。
病気に限らず、様々なことで悩み辛いこともあるかと思います。
寂しさや孤独から、自分がわからなくなることもあるかと思います。
人の痛みや辛さは
その方しか分かりません。
今現在、お辛い方、苦しい方、先が分からず不安な方、泣いてる方
言葉だけで申し訳ないですが、私は心から応援しています。
時間とともに何かは変化していくので、
前に進むことだけはやめないで、どうかゆっくりご自愛されてください。
私も乳癌になったから、まさかはあると痛感したので、
とても怖かったですが子宮がん子宮体がんの検査を先月受け
先日結果が届き、異常ありませんでした。
ただ多発性子宮筋腫になっていて子宮が筋腫だらけでした。
私がいまこうして元気に毎日をおくれているのも
右胸にシコリをみつけ、ちゃんと自分で反応し、
病院に検査行ったところから乳癌の闘病が始まりました。
大切な体が
何か異変を伝えてきたら
ぜひ答えてあげてほしいです。
こうしてブログを書き始めると
書きたいことがどんどん溢れてきます。
今に感謝です。
本当に有難いです。
感謝をこめて
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