乳癌手術後23日でのサーフィン復帰 | ~海を愛し海に守られた乳がん日記~

今年の新年明け

大好きなサーフィンをしている時に

私は右胸に違和感のような異物感を感じ、

ウェットスーツを脱ぐときに右胸に塊をみつけました。

 

その後の検査で、その右胸の塊は

悪性の乳癌と告知されたのが先月2月18日。

 

その後は心も気持ちも整理する間もなく

検査、入院、手術、退院、抜糸、ホルモン治療開始して

今現在にいたります。

 

私は大好きな海で、大好きなサーフィンをしていたから

この悪性の乳癌を早期で見つけることが出来ました。

本当に、大好きな海が私に教えてくれたと思っています。

 

右胸の乳癌温存手術と右脇のリンパの切除をしたのが

3月4日だから乳癌手術したのは今日から23日前です。

手術後の抜糸は13日だったので、今日からちょう2週間前。

 

今日、私はやっと大好きな海で

大好きなサーフィンに復帰できました。

 

今日に至るまでは、乳癌に関する様々な不安とは別に

大好きな海に入れないこと、サーフィンできないことが

とにかく切なくて悲しくて辛くてやるせない毎日でした。

 

乳癌になる前の日常では時間があれば海に行き、

大好きな海でサーフィンやスタンドアップをすることで

いつも海からパワーを頂きながら癒されていました。

 

今日やっと久しぶりに大好きな海で遊んで

なんともいえない安心した幸せな気持ちです。

 

乳癌の告知を受けてからは体調不良もあったのですが

精神的にもボロボロで、日に日に気力もなくなっていたため

最後にサーフィンしたのは2月21日でした。

 

乳癌告知された2月18日から今日3月27日まで

ほんとよくわからない毎日で、まだ色々ありますが

周りの支えもあり、私もゆっくりでも進み続けたから

ここまでこれたと思います。

 

もしサーファーで乳癌の可能性とかを心配されてたり

今が進行形で辛い思いをされていらっしゃる方がいたら

 

私の乳癌は初期の乳癌で

温存手術し、右胸下側から外側の癌とその周りを切除し

右脇も切除した身体で(脇への転移は今は大丈夫でした)

手術後23日目でサーフィン復帰できました。

 

あくまでこれは全て私に限った話ですが

もう少し早くサーフィン復帰することも可能かとは思います。

ただ精神的な安定や心の不安要素が減る時間も含めて

私の場合は今日の復帰がベストでした。

 

サーフィンしていると胸をそるので

右胸下側とか右胸周りなどメスを入れているところや

手術して縫合しているところはひっぱられるように

やっぱり時々痛みましたので無理はしていません。

右脇の縫合した部分は思ったより大丈夫でした。

 

ウェットの着脱も以前よりゆっくりですが大丈夫で

手術傷痕を保護しているテープだけ右胸も右脇も

はがれかけていたのではりなおしました。

 

これは私に限った経験と時間の経過で

乳癌の状況、手術の方法や治療、精神的なことも含むと

日常生活や、自分がやりたいことの復帰までの時間は

人それぞれ違うと思います。

 

私は大好きな海でサーフィンをしていて

大好きな海からサーフィンを通して乳癌を知らされました。

 

もしたまたまこのブログにたどりついたサーファーの方で

少しでも違和感を感じていたり乳癌の心配がある方がいらしたら

心の安心のためにも病院で検査をうけると安心するかと思います。

 

私のように海が何かを教えてくれているかもしれませんが、

何よりもその”何かを感じる自分の感”を大切にしてあげてほしいです。

 

私も自分が感じる体や心のサインには

出来る限り早く対応していこうと今回実感しています。

 

改めてそう思えたのも

今回の私の悪性の乳癌を

早期で発見できたからです。

 

来週、私の病理結果の出て、

放射線治療が始まれば

また1か月以上海にはいれません。

サーフィンもできません。

 

まだ喜ぶこともできませんが

今日は大好きな海から

久しぶりにパワーを頂きました。

 

たまたまこのブログを読んでくださっている方も

ひとつでもゆっくりでも、自分にしか分からなくても

今が何か幸せな時間につながるように祈りながら

私も前に進みたいと思います。

 

 

 

感謝をこめて

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