海が大好きな私の趣味は
サーフインとスタンドアップです。
大好きな海の近くで生活して、自然を感じ
いつでも好きな時に海に入れるように
長年生活していた都内から
大好きな湘南へ４０歳で移住しました。
そして今回の乳癌は
大好きな海でサーフィンをしていた時に
右胸に違和感やなんとなくの痛みを感じ、
その後、ウェットスーツを脱ぐ時に右胸の塊を発見し
不安になり病院に行き、右胸の乳癌を発見できました。
自分が信頼できる先生がいてくださる病院がいいので
今は湘南に住んでる私ですが、以前から定期的に乳癌検査で
お世話になっていた都内の病院まで検査に行きました。
その際、その信頼している乳腺の先生から
その場で針での組織採取という選択肢を出されたとき、
私は痛いのは苦手だし、突然だったこともあり戸惑いました。
戸惑っている私に先生は真剣に、
「せっかく自分で見つけてきたんですよ、やりましょう。」
と、勇気を促してくれました。
先生の 「せっかく自分でみつけてきたんですよ、」
という言葉が、不思議なほど針を刺す私の勇気になりました。
なぜか今でもあの言葉は忘れられません。
そしてその結果、悪性の乳癌は発見されました。
針での組織採取をしたのは約１か月前。
乳癌と確定したのは３週間前。
そこから乳癌の造影剤MRI検査や今後の相談、
入院先での検査、全身麻酔のための検査を経て
乳癌告知の１２日後、
ちょうど今日から１週間前に入院、
６日前の３月４日（月）に
乳房温存手術と右脇リンパの切除を受けました。
翌日退院し、明日で手術から１週間です。
（その後から今日に至るまでのことは
過去のブログにいろいろ書かせていただきました。）
私が乳癌を自分で早期発見できたのは、
大好きな海で大好きなサーフィンをしているから
この乳癌に気付けたと思っています。
私のブログタイトルにもしていますが
”大好きな海が乳癌を教えてくれて
私を守ってくれた”と、本当に本気で思ってます。
自分の体の小さい変化に気付けたのも
サーフィンをしていたからです。
少し余談になりますが、
今年の新年明け、たまたま見た本かネットか何かに、
「奇跡が起きた時、その奇跡が起きた事を喜ぶのではなく、
その奇跡を奇跡になるように行動しないとダメ。」
と書いてあったのをなんとなく覚えています。
そして今なんとなく思うのは、
大好きなサーフィンしている中で
今回の乳癌に気付けたことが奇跡で
私が自分で気付いた体の異変に対して、
ちゃんと反応し、動いた（病院に行った）ことで
小さな奇跡を”早期発見”という本当の奇跡にできたのでは
と、思ったりもしてしまいます。
以前からお世話になっている先生に言われただけでなく
その先生に紹介して頂いた入院先の執刀医の先生にも
私の乳癌を 「よくぞ見つけた」 と言ってもらえました。
私の乳癌は右胸で早期発見できました。
乳癌手術の際に右脇も切除し、手術中に検査してくださった
脇のリンパへの転移もありませんでした。
今日は手術後６日で、痛みはまだあり、
朝も痛み止薬を飲み、無理はできませんが
日常の家事はゆっくりできています。
手術の抜糸は１３日の水曜です。
あとは手術でとった私の癌を病理検査に出しているので
その結果がわかるのが約１か月後だそうです。
そしてその結果にもよりますが、確定しているのは
今後はホルモン治療と放射線治療が始まります。
「早期でも癌は癌です、
手術でとったから終わりではありません。
しっかり治療しましょう」 と
先生から言われた言葉をしっかり受け止めて
次は先ず抜糸に向けて、ひつつづつクリアです。
もうひとつ、乳癌告知の際、先生から言われた
「ガンと分かってから重要なのはスピードです」
という言葉を私は忘れず大切にしています。
だから必死に進み続けることが出来ています。
私は信頼できる先生と病院に恵まれ
心から信頼できる先生の言葉だからこそ
しっかり私の心に響いて勇気になっています。
先生や病院との相性は
本当に大切で重要で、治療の全てに関わります。
もし今、乳癌や乳癌の疑いで悩んでいる方が、
自分が嫌な気持ちになったりする病院や、
不安なことばかり言う先生に迷っているのなら、
そんな環境に気を遣ったり遠慮なんかしないで
勇気を持って他の病院、先生を探して
可能な限り、自分が納得できる環境を見つけてほしいです。
時間も体力も精神力も必要で、簡単ではないかと思いますが
安易に妥協はしないで、見つけれることを私も願い祈ってます。
自分の”心と身体”が自分に教えてくれること、
私は今後も大切に感じ、答えていきたいです。
大好きで愛しい海で
大好きなサーフィンを楽しむために
今日もひとつづつゆっくり進みます。
感謝をこめて
message from Setsuko