ロシア国立ノヴォシビルスク オペラ・バレエ劇場
のダンサー、福田昂平さんのブログをリブログします
ビッグ ニュースです
寺田翠・大川航矢が
タタールスタン国立歌劇から
ノヴォシビルスク オペラ・バレエ劇場へ移籍
私は、ブライト ステップ2016で、お2人が踊るのを生で鑑賞したことがあるのですが、
その年は、なぜか2人のPDDがなかったのですよー
大川航矢さんは菅井円加さんとエスメラルダよりダイアナとアクティオンのGPDD
寺田翠さんは、パドカトルでした。
折り目正しいロシアバレエの寺田翠さんは、手先・指先までとても繊細で、空間を大きく使った動きがとても美しかった。
大川航矢さんも、見ていてロシアだな〜っていう品を保った踊り口でした。 小さな体からバレエならではの“小さく束ねたエネルギー”を舞台上に放出する大跳躍は見事で、一演目の中での緩急のさじ加減が抜群で、観客を引き込む力が凄かったこと、思い出しました。
お二人とも、小柄なので、表現の限界はあるのですが、持っている身体を最大限使うことでここまで表現は拡がるのか バレエって凄いなとその迫力に驚いたものでした。
日本のバレエ界って不思議なところがたくさんあると思うのですが、
寺田翠、大川航矢のように、ロシアでその実力を認められているダンサーが、今、旬の状態でいたとしても、
なぜか、客演招致しないのですよね・・・・・・
素人感覚では、
東京バレエ団、牧、谷、新国立あたりは、カラーを考えても、ゲストで呼びたいなっていう発想があってもいいと思うのです。
日本バレエ協会がそういう企画してくれてもいいのに。
これだけのお二人が、帰国時に、所縁のある教室の発表会で踊っているだけって勿体ないと思います。
クドクド言ってないで、素直に書きますと
「私は、彼らの全幕主演を、東京文化会館かオーチャードで見たいので、誰か呼んで欲しい」のです。
企画が比較的簡単なガラ公演でPDDをみせていただく機会はすでにあります。
バレエ スーパーガラ2018
しかし、全幕の主役を踊る姿を、しかと、みたいものです
良いものを良いと評価し、踊る機会が作られる文化土壌 日本でも、これから作っていけるといいなと感じます。
日本でもっと評価されて然るべきお二人です