【感想2】国立モスクワ音楽劇場☆白鳥の湖☆ブルメイステル版2015/5/24を観て… | 踊れないけどバレエ好き

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2014年2月末スタートのバレエブログ!
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続編
休憩をはさみまして

宝石赤第四幕宝石赤
もう終わりに近づいてきちゃったなぁ~なんて思って、最後の幕が開くのを座席で待っていましたら、エスメの時に続き、またしても「タァー・タァーラ・タァッティッタァ~、タァー・タァーラ・タァッティッタァ~」の女性の声が幕の後ろから聞こえてきました。コールドが最終振りチェックしているのかなはてなマーク 幕裏のロシア人声大きすぎおいっ。驚ビミョー
まぁ、まだ幕あいてないのでいいですけどあせ
さて、【タァー・タァーラ・タァッティッタァ~】のリピートフレーズで演奏がはじまり。
ハープハープのポロポロと綺麗なメロディーと【タァー・タァーラ・タァッティッタァ~】の交差で陰影を表現するオケは安定していました。自然で嫌みのない演奏、とても気に入りました。
幕が開くと、湖畔です。青暗い照明の舞台に粒揃いの白鳥たちがゾロゾロと。
妙にでっかいのとか、短足とか、肩がごついとかいませんでした合格
バレエ・ブラン。白鳥に姿を変えられた女性たちの悲しみを表現するような~。
この場面の振付がわたしにとっては、ちょっと退屈。
早送りしたいなぁ~とか思いながら、でも綺麗なので観ていましたニコニコ

王子が湖畔にやってきて、オデットを探します。
大勢の白鳥を一人一人確かめて、オデットを探し当てようとしますが、見つけられず心が折れて倒れますコテッ

そこへ、白鳥オデットが登場。白鳥オデットの衣装なのですが、他の白鳥よりちょっとだけチュチュに装飾を盛っている程度で、“はい。この人が主役ですよ”と言う衣装ではないので、主役感を出すには踊りが大切になってくると思うのですが、そこのところがもうちょっと不足だった気がしました

ハートこれは、エリカ ミキルチチェワとデニス ドミトリエフの動画
ルシコーワとっても綺麗でしたけれど、パリオペのアニエスの役作りなどにDVDで親しんでいるので、それとの比較になってしまいますが、今回のオディールはスタンダートでした

ジーク王子のしでかしてしまった過ちを知った白鳥たちとオデットは、絶望的な気持ちになります。
ロットバルトが再び私の席からはみえない上手の岩山の上に現れてバタバタしています。王子はシェネシェネシェネシェネでのた打ち回ります
ここの演出で面白かったのは、ステージ床です。湖面をイメージするような さざ波のような色が投影されていた のですが、王子の動揺と悲運を象徴するかのように、湖面が荒れる様子を、まるで床が隆起して波が押し寄せるように投影されていました。普通に見ますと、床一面に布を敷いていて、その布の両端を大勢でバサバサ揺らして荒れた波を表現するような昔ながらの演出をしているのかな?と見えるのですが、それでは王子が踊れるわけがありませんし、王子の周囲だけはその演出は抜いてあったので、投影かな?と推測したのですが、真相は知りません。でもこれ気に入りました。イリュージョンキラキラビックリマーク
引き続き、ジーク王子がのた打ち回っているのを、ロットバルトは岩の上で、(私の席からは見えませんが、おそろく)ニヤついて観ていハートるのでしょう。羽バサバサだけ見えました。そこに、(これも見えませんでしたが音楽から推測して)オディールが岩山に現れたようで、ジーク王子は歩み寄って、いっぱいの愛ハートを送ります。
その瞬間、火花が散ってパンッドンッと爆発爆弾しました。
ディズニシーの火山の噴火に似ていました。
ちょっとビックリ引きかおした私

王子の真の愛で、ロットバルトが死んじゃったみたいです顔 え゛ー!? 

ラスト、人間の姿(初めのロングドレス)にもどったオディールを抱きかかえてジークフリード王子は満足げに登場します。
二人は愛し合い、手に手を取り、岩山に上り、なんだかベール(ベールは白鳥の羽の象徴かな?)をハラリと投げて、THE HAPPY END


ブラボーとカーテンコールも6回ぐらいで会場も満足でおしまいでした。
カーテンコールにはルシコーワとドミトリエフが繰り返し出てきましたが、東京公演最後だったので、監督や道化やロットバルトも羽つけたまま登場してほしかったなぁもっと

↑これは、今回の来日公演ではなくてモスクワ公演でのカテコのお写真をこちらから拝借したものです。デニス ドミトリエフ&クセーニャ ルシコーワの若手美男・美女コンビです。

かくして、見る予定ではなかったМАМТの白鳥の湖をみた私OLIVEは、20以上もあると言われている白鳥の湖の版のなかで、最もチャイコフスキーの練った音の構成を尊重していると位置づけられているパターンで「白鳥の湖」を鑑賞でき、満足しました満足

と同時に、『では、他と比較して、どう違うかの研究をしなくてはならないような心情』が湧いてきて、「これは把握するのに時間、かかるなぁ~ヒィー」と嘆いています。 バレエ、奥深し。

【総括】
今回のオデットと王子は、着実な演技とバレエで、これからの成長株の若手。
私は、特にドミトリエフの素直なバレエに強く好感を持ちました。



かくして、MAMTダンサーたちは、好評にて、無事公演を終え、アメ横の雑踏に消えていきました。

MAMTの来日公演は、2010年に続いて今回2015年だったようなので、次はオリンピック近くになるのかしら? もうちょっと至近にきてほしいなぁラブラブ




… 青… 青… 青… 青… 青… 青… 青おまけ… 青… 青… 青… 青… 青… 青… 青
観ることができなかった皆様におよその雰囲気を知っていただきたくて、
MAMTの白鳥の動画探しました
ロシア語がわからないので、検索に限界があり、ちょっと探しきれないのですが、
ポル君(セルゲイ・ポルーニン)がジークフリードを踊っているレア動画がありましたので、ご覧ください。
※ポル君、練習不足ですね。見せ場がきちんと出来ていません~もう。出来ないのではなさそうなので、やる気ないのかなむー
ポル君は、まだ団員に名前ありますが、もうMAMTを離れたとの情報あり。全くっプンプン
今後、他に、動画をロシア語検して見つけ次第、感想文中に差していく予定ですおー
Sergei Polunin


私が観た回のオディール・オデット役だったクレーニャ・ルシコーワKsenia Ryzhkovaとポル君のADAGIO








これは、エリカ・ミキルチチェワとポル君


ひらめき電球MAMTって、ゲストプリンシパルが豪華アップ
コチラでご確認ください。
http://old.stanmus.com/people/3

現地で観てみたいなぁ祈る



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