あまり興味はなかったが、ネット配信されていたので、『君の名は』を先日暇つぶしに観てみた。
案の定、途中から飽きてケータイをいじりはじめた。
映画で公開されたときから薄々は感じていたので、どんなに大ヒットしても劇場で観ようとは1ミリも思わなかった。
監督の新海誠も『これほどヒットするとは思わなかった』と言っているように、内容自体は大したことない。
随所に『この展開、オチ、どっかで観たことあるよな』というような部分がある。
監督が狙ったように、確かにエンターテインメント性はあるが、内容が深く、何度も観る価値があるかと言えば、それほどでもない。
私は『秒速5センチメートル』のDVDを持ってるし、『言の葉の庭』も何回も観たから、新海誠作品が嫌いなわけでは決してない。
ただ、この『君の名は』がここまでヒットしたことが不思議なのだ。
ただ、これは相場にも言えることだと思う。
400年ほど前、オランダでチューリップバブルというものがあった。
ただのチューリップの球根一つに当時、熟練した職人の年収の10倍以上の値がついた。
それ自体の価値はそれほどなくても、市場が心理的価値を膨張させてしまった結果だ。
最終的には大暴落し、もとの値に戻った。
これと同じようなことは、人間が人間である限り繰り返される。
今回の映画も、個人的にはチューリップバブルと同じように思えてならない。
