昨日も、大統領選の先行き不透明感が広がり、ドル円は102円台まで行きそうなところまで落ちました。
日銀の金融政策決定会合でも無風、昨夜深夜に行われたFOMCで、12月利上げが示唆されても無風。
ということは、重要なのは今度の米国雇用統計でもなく、結局は大統領選一本なのではないでしょうか。
つまり、世論調査でトランプ支持率が上がれば為替、株価共に暴落し、クリントン支持率が上がれば共に上昇という流れだと思います。
そこでブレグジットのときとあえて比べるとすると、これからは両者拮抗しあい、調査会社によって結果がまちまちとなり、その度に乱高下することが予想されます。
8日が大統領選ですが、直前ではおそらく、クリントンを支持したほうがよい(米国にとって波乱が少ない)のではないかとの世論が広まる可能性が高いと思われ、これもブレグジット直前の、結局は残留派勝利ではないかとの世論が広まったのと同じようになっていくと思われます。
そして、クリントン一歩リードとの記事が出始め、更に当日の出口調査でもクリントンリード、となり、相場は楽観的な見方をし始める。
しかし結果は・・・
となる可能性は十分ありえます。
結局国民はより安定したほうを選ぶだろうとの憶測が完全に支配したときから、投資家の中で判断に狂いが生じ始めます。
実際には拮抗しており、結果は五分五分であるにも関わらず。
私はブレグジットでそれを思い知らされました。
国民は、安定よりも、勢いに乗る性質のほうが強いようです。
大統領選や国民投票など大きな規模で大きなことを決める際には、穏健派や保守派よりも、強硬派、革新派が勢いに乗って勝利してしまう。
非常に怖いですが、歴史上もそういうことは何度となく繰り返されていますから、とにかく投資家は警戒を怠らないようにしたいものです。