ニュースでNYダウの動きを伝えるとき、ニューヨーク証券取引所(NYSE)がよく出てきます。

東京証券取引所と違って、NYSE内には多くの人たち(場立ち)がいます。

その中で、肩に『GTS』と書かれたロゴをつけている上着を着ている人が多くいるのを目にします。



ん?と思われる方は、今度よく見てみてください。たくさんいます。




上場している会社のロゴをつけているなら分かりますが、あまりにもたくさんいるし、『GTS』ってなんだ?と思いますよね。

何の略かと調べると、『Global Trading Systems』

ますます分からない。

どんな会社かと調べると、『Market maker』と書いてあります。

うーん、全然分からない。


調べてみると、

証券取引(株の売買など)の取引方式は主に2つあり、1つが『オークション方式』、そしてもう1つが『マーケットメイク方式』だそうです。

私たちが株の買い注文を出した際、ある一定の方式に従って売買が成立しますよね。

その時、売買注文には基本的には誰も介在せず、買う側と売る側の直接取引が基本です(東京証券取引所)。

これが『オークション方式』です。

しかし、元々取引の少ない銘柄など、中々売買成立せず、市場の流動性が低下する場合があると思います。

そんなときNYSEが採用している『マーケットメイク方式』が役に立ちます。

『マーケットメーカー』と言われる仲介業者は、常にある程度の銘柄を保有し、たとえその銘柄の流動性が低くても、気配値を提示し、売る側と買う側の売買をうまく成立させます。

これで流動性が上がります。

よって、こういう業者を『Market maker』と言うようです。

ちなみにFXは『マーケットメイク方式』が主流です。

証券会社によって、Bid(売り)とAsk(買い)、スプレッドが異なりますよね。

私達は、投資家同士が直接売買をしているわけではなく、証券会社と売買をしているのです。