神々が降り立つ神話がある一方で、太古からの自然が奇跡的に保存されたエリアがあることを知る。


三瓶ミュージアム。

4000年前の杉の木などが、大変良い状態で見つかった場所。地中の杉を研究のため掘り起こし、そのまま研究アンドミュージアムにしている場所。


建物は低いけど、下に長いのです。


日本の神話って紀元前のイメージがあんまりない。古墳時代後期〜奈良あたりにかけて神話が作成されたのではと考えるとアマテラス的な神は果たして紀元前何年ぐらいに起こった出来事かいなぁと思いを馳せてしまう。

その一方で、ここへ来ると、古来よりただただ自然があり続けただけだと目の当たりにする。


紀元前2000年て文明が世界で起こってるし、日本も縄文時代後期らしい。まぁ、ここが縄文の森と言われてるぐらいだから縄文時代だよねぇ。


でも日本史は縄文時代から始まるし、そんな出発点の時代の杉の木を拝めるのは大変すごいことだなぁと身が引き締まる。


化石化しているのかと予備知識を入れることなく訪れ、館内に入ると土の匂いがした。

掘り進めているので、館内は螺旋を降りていく感じの作り。

杉の木を間近に見ることができる。

どう見ても生(ナマ)の木だった。


火山灰や地滑りなどの偶然の積み重なりで、木が酸化し朽ちることなくそのままの状態で4000年もの間保存された状態で発見された。


つまりはその辺りの地層や埋まった木から、太古の自然がどのような状況だったのかを知る手掛かりがこの埋没林にはあるということで、風化して、無くなるものがある一方で、長い年月朽ちずにあり続ける奇跡に荘厳な気持ちになる。


館内には人も少なく、照明も抑え気味で、円筒状に掘り進めた構造でさらりと見るだけであれば、長居するような施設ではないかもしれない。


メインの円筒施設を出ると、これまた建物があり

更なる円筒施設がある。

こちら側は、1番最下層に木の幹がある。








私が入った時は館内が真っ暗で、自分で電気をつけてくれと書いてあった。

ひたすら螺旋状に降って木の幹を拝む。

触れるほどの目前に木の幹。

施設の空気をいい感じにすると思われる三菱製の機械も記念に撮ってみる。


その杉の木端から作られた根付けをお土産に購入。なんて事のないような根付けだけど、4000年前の木かと思うと感動してしまう。


人もわんさかいるような派手な施設ではないので、とても心地よい時間を過ごすことができた。