こんにちは(・∀・)ノ スナック杉子の店員です。
毎回、愚痴をこぼすようなブログを書く傾向にありますが、ちゃんと役に立つ情報に持って行くように頑張りますからね。
さて今日は「行動しない人」の話です。
便利な世の中になり、知らない土地はGoogle Earthを使えば行った気分になれるし、フライトモードでは空も飛べちゃう。
声での入力がスマホやパソコンに標準装備されて、声で反応するので入力スキルがいらなくなった。
なので防音がしっかりした部屋に住んでいて快適なネット環境が整っていれば、知識だけは吸収できちゃう!
と、思っているでしょう?
実は思わぬ落とし穴があるんですよ。
行動しないと人はどうなるか
ネットで知識だけ詰め込んで実際に行動しない人って居るじゃないですか。
私の知人(男性)だと・・・。
- それってネットで話題になってる○○じゃん!画像で見たからいいよ!行かない!
- 知ってるよ!(ネットで見た!) だからやらない!
- 知ってる!(ネットで見た!) いまさら、そんな事やりたくない!
と、とにかく動こうとしないのに知識は吸収できるので本当に便利な世の中になりました。
ネット三昧の彼はブクブクと太っていき、夕食・夜食はカロリー満載のコンビニ弁当。そして炭酸飲料。
不健康まっしぐらの彼
「血圧が高いからさぁ」・「血糖値が高めだからさぁ」・「血圧の薬って一生飲み続けなきゃいけないんでしょ!?」
と、不健康な身体をしている割には「動こうとしない」んですよ。
動かないだけなら良いのです。 両親が大変な資産家(マンションを貸してお金が入ってくる)なので「行動をしない」のです。
例えば「働こうとしない」とか「遊びに行こうとしない」とかですね。
彼は小学生の頃に不登校になり中学の時期・高校の時期は、家でずっとパソコンのゲームで遊んでいたそうです。
ニート生活は両親公認みたいで、変なクセが付いてしまったんですね。
- 知識はネットで吸収できる
- 性欲はネットで処理できる
- 食べ物はウーバーイーツが運んでくれる。
と、一見羨ましい環境なのですが「ある意味可哀想」でもあります。
そういう生活に慣れてしまったので「生きる喜び」を身体で体感出来ない身体になっているのです。
働く=お金を手に入れる手段 としか考えていないようで、スチーム?とかいう海外製のゲームをやりこみ
知識はネットで得るという毎日を過ごしているようです。
ネットで得た情報を自慢気に語るので、自分の「体験談」が会話に含まれておりません。
これでは「○○と思った」・「○○と感じた」という体験を肌で感じる事が出来なくなるんですよ。
彼の話はまるで、ネット情報の又聞き。
この生活は非常にマズい!と思い
仕事しなよー。と、私が散々言った事もあるせいか、BOOKOFFでバイトを始めた事があるも一ヶ月もたない。
辞めた理由は「人間関係」。 辞めた理由が「やっぱりな・・・。」とは思いました。
こんな彼でも正社員になった事があるのです。 ビル管理がどうとか言ってました。(これは凄い!と思いました)
ビルの管理。という事は何か資格でも取ったのかな?
話を聞くと、非常に簡単な仕事みたいです。
- 決まった時間に温度をはかる
- 決まった時間にエアコンをつける
- 機械の不具合のチェックをする
と、これを一日に何回か繰り返して一日が終了するようで、仕事って楽。と思い込んだのがいけなかった・・・。
「やり甲斐が無い」と仕事を辞めてしまい、ニート生活に戻ってしまったのです。
そりゃあ、ネットには刺激的な情報がゴロゴロ転がっていますから、お金があれば働くなんてバカらしくなってくるのでしょう。
ダラけた毎日の様子を聞く度に、生きる喜びを体感してもらいたい・・・。と思う日々。
出会い
彼と出会った「きっかけ」は、オンラインゲームのオフ会でした。 PSOBBという少し昔のオンラインゲームでのオフ会でした。
とてもがっちり!というか「ぽっちゃりしたメガネをかけたゲーマー」という印象が強かったです。
私はフォース(魔法使い)を使っていて、彼もフォース(魔法使い)でプレイしていたので、不思議と会話が弾んだのです。
こういう所で体験談って役に立ちます。
一緒にお酒を飲んで、みんなでカラオケに行ってネットの住所(ラインやらメルアドやら)交換して、その日は楽しいオフ会でした。
実態は・・・。
体型からして、どこかのプログラマーさんかな?と思ったのですが、今になって思うと「彼の体験談がオンラインゲーム内のみ」だった事に気が付きました。
彼の実態がとてもとても気になったので、2人でもう一度食事をしませんか?と誘うと、彼は喜んでOKしてくれました。
チェーン店の居酒屋で待ち合わせをして少し酔わせて饒舌にさせると、色々な事をしゃべるも、ネットで得た知識やゲームの話しか出てこない。
どこどこに行って何々をして、こんな事を思った。的な会話が出てこないのです。
スタート地点は同じだったはず
実は私がオンラインゲームをやりはじめたきっかけが、一時期「うつ病」にかかった事があり、家から外に出られない日々があったのです。
電車に乗るのが怖い・人に会うのが怖いという日々が続き、外に出られなかったのです。
職場からは6ヶ月間の「給料が6割出て休める制度」(名前忘れてしまいました)を頂き、休職へと。
休職中に出会ったのがSEGAから出ていたPSOBBというゲーム。
面白かったですよ(・∀・)
でもね、机の前のモニタを見ている日々が何だかとても、むなしかったのを思い出します。
ぽっちゃりな彼と同じような生活を、かつて私もしていた事があったのです。
関連記事:「うつ病」に打ち勝った話 その1
話し方教室へと
人と会うのが怖くなる病気なので(他にも色々症状あります)、何とか克服できないか・・・。と思い、私は話し方教室に通うようになります。
教室に行くまでの電車に乗る時間は本当につらかったですけれどもね。
ある程度「話し方のコツ」をつかむと(コツについては有料級なのでここでは書きません)、会話をするのが病気になる前よりも楽しくなっていくのを感じました。自分を表現するって楽しいのです。
彼にも、この楽しさを体感してもらおうと思い、話し方教室へと誘いました。彼は喜んで付いて来ました。
前に出て1人3分話す時間があるのですが、彼は「うーん・・・。とか、えーと・・・。」としか言えないんですね。
1分過ぎた頃に何も出来ない彼に忠告をしたくなりました。
いつものネットの情報を話せばいいのに・・・。と思い、手を挙げて「いつものネットの話をすればいいと思いますよ」と忠告をするも、「いや・・・あの話は・・・」と何か躊躇(ちゅうちょ)しているんですよ。
何か後ろめたい感じを漂わせて、何も出来ないまま前に突っ立ったまま3分という時間が経過してしまいました。
講師の先生も、困った感じになってしまい「話し方のコツ」を彼に伝えると、その日の講義は終了しました。
彼の得意なネットの情報は・・・(ネットの落とし穴)
実は彼の得意な「ネットの情報」なのですが、まとめサイトや記事サイトが有益そうな情報を提供してくれます。
でもね、思わぬ落とし穴があるんです。
記事を書く大半が主婦
ネットの記事って誰が書いているか、ご存じですか? たぶんネットに慣れた皆様ならご存じかと思います。
あれは主婦の方々が書いています。
クラウドワークスがとても有名ですが1記事○○○○円。という感じで外に出られない子供を育てる主婦の方々が家で内職しています。
一日頑張って、やっと2000円といった所でしょうかね。(私、入力速度には相当な自信はあるのですが・・・)
私も一時期やった事があり、このサイトの書き方はその時の名残です。
有益な情報をネットの隅々から集めてきて記事にしてしまうのです。体感的に調べるのが9割。書くのが1割の割合でしたね。
調べるのが本当に大変!精神力を使う仕事です。
GoogleSEOに従う
GoogleのSEOというモノをご存じでしょうか?
検索エンジン最適化。というモノなのですけれどもね。
例えば何かを調べたいとするじゃないですか。例えば夏物のカッコいい服が欲しいとするじゃないですか。
検索エンジンのバーに「夏物のお洒落な服」と検索したとします。
すると検索結果が出ます。
大抵多くの人は、検索上位に来たモノしかクリックしないと思いますよ?
5頁目・6頁目・20頁目・30頁目まで見るのは、相当調べたい人だけかと思います。
だから検索上位に来るサイトって強いんですよ。
その検索上位に持ってこさせようとする為に、依頼者は色々な条件を付けてきます
- 文字数は○○○○文字以上でお願いします
- コピペ率は○○%以下でお願いします(コピペ率を調べるサイトもあります)
- 文字を引用する時は、必ず「引用」を使ってリンク先を明記して下さい
といった具合ですね。
これらを守って記事を作成すると検索した時に上位に来やすくなります。
つまり人から見られやすくなる記事になるわけです。
GoogleSEOは現在は2週間に1回変わると言われています。サイトはクリック数だけでなく「時間」も測っていたりします。
だから文字数が長かったり、YOUTUBEを入れたりするとサイトに居る時間を稼げるわけです。
これらの色々な条件をクリアした記事が、検索上位に来ます。
ネットの落とし穴
さて、話す事の苦手な彼が見ているサイトは検索上位に来るサイトと分かりました。
多くの主婦の方々が、せっせと情報をかき集めて作った記事です。
つまり、その記事って情報としては少し古いですしGoogleSEOに従った記事なので
肝心な事が書かれていなかったり、薄っぺらかったりするんです。
なので、ネットで何でも調べられると思っている方々は注意して下さい。
本当に知識を得られるのはネットではなく「書籍」や「会話」です。
まとめ
ネットで知り合った彼があまりにダメなので、シリーズ化していきたい所なのですが
彼にバレると私も困るので、ネタに困った時にでも書く事にします。
ネットで調べるのではなく本質を捉えたいのであれば本を読んで下さい。専門家が書いていますから。
ネットの情報だけだと薄っぺらい知識・薄っぺらい情報しか得られなくなり、何が本当の情報なのか分からなくなり
話し方教室での彼の悲惨な状況のような人生を送る事になってしまいます。
私がここで言いたい事は
「何でもいいので体験して下さい・感じて下さい」に尽きます。
ネットの知識なんて本当に「薄っぺらい」ですから。
とにかく動いて下さい!(コロナ禍で難しいとは思いますが、ここで言う「動く」は何でもいいんです)
昨日より経験値を積んで下さい!
スナック杉子は、それのお手伝いを出来ますので、やる気のある方はコメント欄に何か書き込みをお願いしますね(・∀・)ノ
初心者向けの話し方教室みたいなのやっています。



