私の得意な事と苦手な事。
その事について最近捉え方が変わってきている。
理想とする人がいて、その人みたいになりたいけどなれない。
その人と同じように生きるには遠回りしたり苦労したりする事になるんじゃない?と、私と違う視点で見てる人から教えてもらったのがきっかけ。
それを踏まえた上で、じゃあ私は何が得意なのか。
・自分と人を比較する事。
一番の得意分野はこれかもしれない。
ずっとずっとやってきていて、比較してしまうのが嫌で嫌で仕方なかった。
でも、比較するっていうことは、違いがわかる、ということ。
《みんな違ってみんないい》という金子みすゞさんの言葉にもあるように、【違う】という事は良い事なのだ。
その違いから、じゃあどうしたい?どう生きたい?どうしたら望む生き方ができるかな?と考える事ができる。
人と自分を比較し続けていたからこそいろんな人を見て、いろんな考えがある事を知って、それぞれの世界があって、その世界を充実させるための行動はそれぞれ違って良いという事をじっくり時間をかけて学んできたんだと思う。
・一対一でじっくり話を聞くこと。
私は大勢の人の中だとなかなか発言できなかったり、遠慮してしまったり、集中できないことが良くある。
たくさん人がいると、自分がどこにいたら良いのかがわからなくなるのだ。
いっぺんに多くの人の言葉を聞き分けられたり、たくさんの人の中で輝いている人が羨ましくて仕方なかった。
しかし、自分がいざそういう状況になったら?と想像すると、とても居心地が悪い事に気付く。
あたふたしてる状況しか思いつかない。
逆に一対一で話をしている状況は、とても心地がいい。
目の前の人に集中して、その人に向き合えている状況が安心できる。
・枠にはめる事
完成されたものをそのまま伝える、決められた時間通りに動く、型にはめる。
自分で考える必要のないものをきちんと守ることは得意。
演劇とか、朗読とか、決められたものを、作者の意図を汲み取るようにして発信する。
時間を守るのも気持ちが良くていい。遅刻するより30分待つ方がいい。いつも遅刻してくる友達との待ち合わせにはあえて待ち合わせ時間の30分前に行って、近くのカフェでお茶して有意義な時間を過ごす、という事をするくらいだ。
パズルやスーツケースに全ての荷物を隙間なく詰め込むのも得意である。
・その場の雰囲気で話す。
勾玉セラピー認定講師の資格の勉強中、自分ストーリーを考えましょう、という課題が出た。
自分ストーリーをまとめようとするたびに違う内容になっていき、でもどれも自分の中では正しくて、うまくまとめることができない。自分は自分のことを話すのが苦手なんだ、と感じた。
しかし逆を言えば、自分の中に様々なストーリーがあって、それはとても5分にはまとめられるものではなく、その時々でその場に集まった人に合った必要なことを話せる、ということだ。
その時のエネルギーで話すのと、言葉にしてしまうと忘れてしまうので、話す内容の打ち合わせはしない方が面白いものが出てくる。打ち合わせをするなら、一言一句メモを取り、【型をつくる】ことが必要になってくる。
・広く浅く
知識と技術。
一つのことを極められる人への憧れがあった。極めてしまった方が早く登れる感じ。
でも、私はいろんな事に興味を持つし、そもそも自分の中にいろんな人格がいて、毎日自分のエネルギーがちょっとづつ違っている。だから一つのことだけしているのは自分に無理が出るのだ。
飽きっぽい、というのもある。
ずっと同じことをするのは自分が楽しくない。
だから、自分の好きを求めて広く浅く色々学ぶことが得意。
・何かと何かをつなぐ
広く浅くの知識や技術から、組合わせることができる。
きっと、人と人もつないでいけるし、人とその人も魅力もつなぐことができる。
これはまだ実戦してないけど。
比較する、広く浅く。この辺りは今後いろんな事を繋いでいくために必要な要素だと感じる。
自分が嫌だと思ってきたことが強みになり、苦手の中に得意のヒントがある。
今まで見えてなかった自分の可能性を認められるようになりつつある。
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