辻村深月さんの『名前探しの放課後』(下)を、今日1日で一気に読んでしまった。
最後の数十ページ目から、驚愕の事実が解き明かされ始めると…もう目から鱗と涙が止まらない!!。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
- 「またしても、してやられた!!」
- と絶叫してしまうほど。
これ、何回目だろ。
辻村さんの作品は『ゼロ、ハチ、ナナ』以外は読破したけれども、
『スロウハイツ』
『子どもたちは夜と遊ぶ』
以来の震えがきた。
読まなきゃ損する1冊!!!!
ここに感想を書いて気持ちを落ち着かせないと、おちおち眠れない。
※この先よりネタバレ注意※
これがまた、人物描写がすごい。
中学、高校と何につけても敏感で感受性の強い年頃に、毎日教室で顔を合わせていた面々を思い出す。
「そうそう、こういうキャラいたいた」と頷かされる。
さらには河野みたいな(個人的に)理解しづらいキャラも、まるで一緒にわだかまりを減らしていって、絆を深めていくような錯覚に陥る。
昔、なんとなく河野に似ていて話しづらかったあの男子も、今なら気兼ねなく話ができる気がする。可愛く見える気がする。(うーん、それはどうかと…)
最終的にはまんまと友達気分というわけです。
椿さんはなんで下の名前が出てこないんだろ?とか、
長尾くん、なんだか達観しすぎてません?とか、さ。
- 多少なり疑問を抱きながら読み進めた。
- でも、「なんで?」は解決されないまま、進んでしまった。
- もっと早く気づけよ、自分。
- クリスマスパーティで郁也くんと椿さんたちが面識があることがわかった所で気づけよ。
あの人たちにまた会えて感激![]()
そうか。あの人たちも、あの物語で完結しているわけではないんだ。
命が吹き込まれた存在には、時間が当たり前に流れてる。
辻村さんが書き残すか、残さないか、それだけだ、と思った。
- 辻村さんの作品はどれもそうだけど、
- 「これを言わせたかったらから、こういう展開にした」感がない。
- まるで彼らが自分たちの意思を持って、勝手にやっていることを、辻村さんが書き記していっただけのようだ。
だからこそこんなに涙が出るし、愛しいし、たくましく生きていてほしい。
- また素敵な物語に出会ってしまった。
ふう。もっと書きたいけれど、今日はこの辺で。
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