不動産バブルのミャンマー | ハローミャンマー

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ミャンマーヤンゴン在住、正田信子がヤンゴンから発信します。

急激なミャンマーブームの到来で、ミャンマーのホテルはどこも大幅な値上げ。
特にヤンゴンでは慢性的な満室が続いています。

また外国人滞在用、サービスアパートメントも値上げに加えて、空室待ちが何百件。

そんな中、ヤンゴン市内のいたるところで、ホテルやコンドミニアム(マンション)の建設が始まっており、高くクレーンが上がっている工事現場を多く目にします。

2015年完成予定のコンドミニアム。1階、2階は店舗が入り、住居は全部で103戸。
まだ土台の工事が始まったばかりで、建物の全容は全く出来ていません。

$MESOミャンマー教育支援機構



住居は分譲。気になる価格ですが、最低でも日本円で約3,000万円。決して安くありません。

ところが既に102戸、全て完売です。

現在は外国人は不動産を所有できないので、基本的に買ったのは全てミャンマー人。
銀行等の住宅ローンが整っていないミャンマーでは、ほとんどの人達が現金一括で購入しています。

一方、今日の食事も満足に出来ない人達がたくさんいるのがミャンマーです。
不動産バブル状態のミャンマー。でも庶民の生活にはほとんど関係ありません。

全ての人々の生活が向上するまでには、まだまだ時間がかかりそうです。

MESO(ミャンマー教育支援機構)