再選されたアメリカ、オバマ大統領のミャンマー訪問が今月に予定との報道がありました。
ちょうど1年前の11月、やはり突然にヒラリークリントン女史の訪問があり、
あれを契機にミャンマーが急激に変わりだしたように思います。
今年に入り、各国の要人の訪問、ビジネスマン達が続々とミャンマーを訪れています。
オバマ大統領の訪問でこの勢いが更に拍車をかけ、アメリカからのミャンマー経済制裁の解除も
間近になったようです。
長年ミャンマーで生活し仕事をしてきた私自身、ミャンマーが発展し、
人々の暮らしが豊かになることは、非常に嬉しいことです。
ただ外国から向けられている視線が、ミャンマーを単にビジネスチャンスの拠点として、
また人件費や物価の安さのみが強調されているようで、ちょっと気になります。
急激な外国人の増大で、ミャンマーのホテル代はこの1年で約3倍以上、それでも連日の満室で
お部屋を確保するにが厳しい状況です。
安いと言われている人件費もどんどん上がっています。
既に、ミャンマーが決して安いとは言えない面がたくさんあります。
他の国で、外国人が何かしようとする場合、自分の基準や価値観で考えるのではなく、
双方が相手先の状況や立場を充分に考慮して、協力して行うことができれば、
お互いにとって、素晴らしい成果ができるのではないかと思います。
私達MESOも、今後も充分にその点に気をつけて活動を続けていきたいと思っています。
MESO(ミャンマー教育支援機構)