めしだが大学生の頃



イギリスのケンブリッジに留学した時



めしだが滞在した



ホストファミリーは



クソ極まりない



ホストファミリーであった。



ホストする気ゼロ。



留学生を滞在させる理由は



All For 金。



事細かな徴収を繰り返し



虫けらの如く生徒を扱う。



生徒達は家のリビングへの立ち入り禁止。



きったない専用食事処で



夕食はいつもいつでもインスタント。



朝食はfoeverコーンフレーク。



ホストファミリーの



その姿勢



そのディスカスティング。



生徒の名前さえ覚える気ゼロ。



めしだは何度も



「僕はジャパニーズ」



と訴えたのに



終始



「チャイニーズマン」と呼ばれた。



そんな



2週間のFuckすぎる滞在が終わり



ホストファミリー



いや



クソビッチファミリーの家を



晴れて卒業する日がやってきた。



旅立ちの日



荷物をまとめ



学生寮へと移る為



朝早く



一人寂しく起床。



もちろん



クソビッチファミリーからの



お別れの言葉なんてナッシング。



前日の夜に



「明日の朝、発つ」と伝えて



クソビッチファミリーから



事務的に



言われた言葉



「朝、静かに家を出ろよ」



「あたし達寝てるんだから」



「くれぐれも起こさないように」



冷たすぎる



ブリザードのような



ラストメッセージ。



朝方



出発直前に



そんな最後のやり取りを



思い出し



込み上げてきた怒り。



それに便乗するようなかたちで



めしだの頭の中を駆け巡った



この2週間の



ファックなファミリーとの



ファックな思い出。



抑えらない



悲しみと切なさとファミリーへの怒り。



その感情に身をまかせて



めしだはペンを取った。



そうして



指示された通り



机の上に家の鍵を置き



それと共に



めしだからファミリーへの



心を込めた



メッセージを添えた



「Fuck」


$★★★めしめしだめし★★★ 




”やってやったぜ”



スッキリ気分で



学生寮に到着。



手続きをしようとすると



受付で管理人さんが言った。




”君は明日からの入寮だよ”