エレキギター 単音の章 中級編その⑦【ビブラートを覚える】 | ギタリスター誕生~ギター500年の歴史がここから変わる~

 音を揺らすビブラートというテクニック。どのようなものかは教則本についているDVDやユーチューブなどで確認してください。

 

 
 さて、このビブラートというテクニック、指だけなら簡単なのですが、指だけではなく手首でおこなわないとダメなのです。

 

 
 理由①━━指だけだと指に負担がかかって指を痛めてしまう。

 
 理由②━━指だけだと素早いビブラートや力強いビブラートができないため、表現力の幅が狭まってしまう。

 

 
 というわけで手首の回転を使ってビブラートをやってみましょう、ということなのですが、そんなことをいわれてもたぶんほとんどの人ができないと思います。

 

 
 ユーチューブのビブラート動画にしても、『相変わらず教え方が下手くそだなぁ』と苦笑まじりのため息をついてしまうものばかりです……。

 

 
 そこで私がビブラートの練習法をステップに分けて説明したいと思います。

 

 
ステップ①
 とりあえず指だけのビブラートを5f3弦でできるようになってください。指は(1)で。【ウィンウィンウィン】と、最低でも3回は音を鳴らせるようになりましょう。

 

 
ステップ②
 ここから手首ビブラートに挑戦です。

 
 やり方なのですが、指だけビブラートのときの弦のおさえ方は、指を弦に合わせて真横にしていたと思います。今度は真横ではなく右斜めになるようにしてください。

 
 すると(2)(3)(4)が、ネックからはみだすと思います。その状態から手首をゆっくり時計回りに回転させ、ビブラートではなくチョーキングをやってみてください。

 

 
ステップ③
 ギター講師たちがやっているような素早いビブラートなど、まだまったくやる必要はありません。とりあえずチョーキングを1回できるようになってください。

 
 できるようになったら、次は2回を目指します。次は3回。3回が余裕になってきたら、いよいよ手首を素早く回転させてのビブラートに挑戦です。

 

 
ステップ④
 (1)でできるようになったら、ほかの指でも同じ要領でできるようになってください。ただし、(2)(3)(4)となるにつれ、難易度は高くなっていきます。

 

 

 

目次へ  

アコースティックギターへ
エレキギターへ
ギター弦へ
ピックへ
ストラップへ
アンプ&シールドへ

エフェクターへ

カポタストへ

ギタースタンドへ

ギタリスター誕生へ