弥勒流ピアノ基礎トレーニング法を考えるにいたった経緯 | ギタリスター誕生~ギター500年の歴史がここから変わる~

 私が1番最初に買ったピアノ本は、某有名ピアニスト監修の入門書でした。そしてその本に練習曲として紹介されている【メヌエット】や【エンターテイナー】を自己流で弾きはじめました。

  

 
 これが、私のピアノライフのはじまりです。当時はハノンやバーナムの存在はもちろん、フィンガートレーニングの存在も入門書に載っていないのでまったく知りませんでした。よって私はしばらくの間、基礎トレーニングを全然やらずに曲を弾き続けていたのです。

 

 
 それでもそこそこ弾けるようになっていたので、練習のしかたは今のままでいいかなと思いはじめていたのですが、丹内真弓さんという方の基礎トレーニング本をひょんなことで見かけてから、その考え方がまちがいであることに気づきました。

 

 

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 私はハノンやバーナムは読んだことはありませんが、ハノンやバーナムについて語る人たちの文を読む限り、丹内真弓さんの本と内容はほぼ同じようです。よって私は丹内真弓さんの本で基礎トレーニングを積んでいくことにきめました。ちなみに私はその本を【タンナイ】と呼んでいます。

 

 
 しかし、さっそく壁に当たります。たしかにタンナイはとても参考になる本ではあるのですが、中級者以上が対象というところが残念な点でした。

 

 
 たとえば350個以上紹介されているトレーニング法のうちの1番最初のトレーニング法が、ドレミファソソファミレドを両手で同時にレガート~スタッカートの順でループさせていくというものなのですが、初心者には片手でレガート弾きするのさえも一苦労です。

 

 
 『トレーニング法は難易度別に載っているわけではない』と書かれてはいますが、ほかのトレーニング法と比較しても1番最初に紹介されているトレーニング法が最も簡単なものでした。最も簡単なものですら初心者には厳しいのですから、残念ながらタンナイは初心者・初級者には有効には使えない本だと判断しました。

 

 
 そこで私がタンナイを参考に、初心者・初級者・中級者向けのピアノ基礎トレーニング法を考案することにしたのです。

 

 
 そういえばヤフー知恵袋で次のような質問を見かけました。

 

 
 ピアノの練習法について教えてください。

 
 音楽的な知識はほとんどなく、インターネット上で練習サイトなども巡ってみたのですが、私にとってはどれも具体性に欠けていて、基礎の部分がほとんどなく、どこから手を付けていいかも分からない状態なので質問させてもらいました。

 
 まず、目標としては

 
 ・楽譜を見ながら、初見でそれなりに(人に聞かせるわけでもないので)弾ける(クラッシックの難しいのとかではなく、普通のJPOPとかのレベルで)

 
 ・コード進行で軽く作曲できるくらいに(あくまで作曲できる、ということで、そのクオリティの高低はとりあえず置いときます。)を目指してます。上記の通り、練習もしようと思ったものの、具体的に何をしたらいいか分からず、行き当たりばったりに知っている曲の楽譜を、楽譜を読むのに苦戦しながらタラタラと弾くしかない状態です……(涙)

 
 段階を踏むというか、まず〇〇をして、それが出来たら…みたいなのを出来たらお願いします。5段階~くらいが最適かもです。

 
 ※スポーツだったら、まずランニング、筋トレで体力を向上させるのと同時に、素振り。それができたら……みたいな感じです。

 
 長文で失礼します。趣味の範囲なので、『それなり』にできたら『できた』っていうことで。

 

 回答お願いします。

 

 
 ……この質問者のような段階の方、指がなかなか思うように動かない方、どうやって基礎トレーニングを積めばいいかわからない方、私が考案したトレーニング法をぜひ参考にしてみてください。

 

 

 

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