よくヤフー知恵袋で『自分は不器用で頭も悪いのですが、ピアノを弾けるようになりますか?』といった質問に大半の人が、『ピアノが弾けることと器用不器用、頭のいい悪いは関係ないです』と答えます。それも全員、ピアノが弾ける人ばかりです。
たぶん謙遜も入っているのでしょうが、はっきりいってピアノが弾けることと器用さ・頭の良さは関係あると思います。
私は自分でいうのもへんですが、すごい器用で、すごい頭のいい人間です。もしも自分がすごい不器用ですごい頭の悪い人間だったら、『ピアノで、あの曲で、あんなことはぜったいできないだろうな……』と思わざるをえません。
また、周りの不器用な人たち、頭の悪い人たちがピアノをはじめたところで、ぐんぐん上達していく姿は到底想像できません……。
ピアノとは頭のいい人間の趣味だと改めて思います。
また、以前ヤフー知恵袋で、『自分は物覚えが良く、学校の成績は優秀なほうです。ピアノ弾けるようになれますか?』と質問する少年に対して嫉妬に駆られたのか、『ピアノと学校の成績は関係ありません。ただの自慢話です』という人がいましたが、物覚えが良くて成績優秀というのはけっして自慢話ではなく現実問題として、ピアノが弾けるようになるための基本的な条件だと思います。
質問者の少年がもしも私のこのブログを知ったら、きっとこのブログを参考にぐんぐん上達できることでしょう。
また、同じくヤフー知恵袋で『次の曲に移ると、前の曲を忘れてしまいます』という人を見かけたことがあります。
しかし、これはちょっと想像がつきません。1度完璧に覚えた曲は何年もまったく弾かない生活でもおくらない限り、普通は忘れることはないと思います……。
次の曲に移ると前の曲を忘れてしまう人というのは、残念ながら頭が完全にピアノに向いていません。一向にレパートリーが増えなくても楽しいのならかまわないですが、個人的には聴き専にまわるかほかの趣味を見つけたほうが有意義だと思います。