2010年の南アフリカワールドカップすらまったく見なかった私にとって、実に6、7年ぶりのサッカー観戦となった試合です。
日本代表・内田のいるシャルケを応援するつもりでいたのですが、試合のほうは完全にレアルのショータイムでした。
6対1の歴史的勝利。それもクリロナ、ベンゼマ、ベイルのスリートップがそれぞれ2点ずつあげるという内容。レアルファンにとっては笑いが止まらない試合だったでしょう。
さらにです。6点の中にクロスからのものはひとつもなく、ワンツー、スルーパス、個人技によるゴールでした。いかにレアルが格上であるかがわかります。
ちなみに私がこの日、魅かれたプレイはアルゼンチン代表ディ・マリアの次のプレイです。
ペナルティエリア前左45度。ディ・マリアはそこからハイクロスを放り込むかと思いきや、さらにドリブルで奥深くに侵入してから、ファーに走り込んでいたベンゼマにスルーパスっぽいクロスを蹴っていました。ゴールにはならなかったものの秀逸なプレイです。
単純にハイクロスを上げるより、こちらのプレイのほうが得点につながる可能性は高いです。きっとディ・マリアは『相手は格下のシャルケ。自分の技術ならもうちょっと深くに侵入して、よりいいパスを出せるだろう』と判断して前述のプレイをおこなったのだと思います。
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