どうもこんばんは。
今回はリハ見記事でございます!!
書く記事がどんどん溜まってるので、ちゃっちゃかいきますよー!!
いつも通り喋り口調での記載ですが、全くこの通りに喋っていたわけではありません。
内容も多少異なる部分があるかと思います。何せ私の記憶力だけが頼りなのでw
ご了承くださいませ。
最前列でした〜





今か今かとロビーで開場を待つファンの横(2階への階段)から、奥田直樹さん登場!
奥田「みなさんこんにちはー!
今回はリハーサル見学会ということで、リハーサルとは何かと言いますと。毎週キャストチェンジがあるので、連携をスムーズに行う確認のためだったり、でもキャストチェンジしたときだけではなくて、ブラッシュアップのためだったりもするので、毎日やってます」
と、リハーサルとは何ぞやについて説明がありました。
奥田「では皆さん待ちくたびれたと思いますので、開場いたします!」
と話し終えた最後には拍手が起こりました。
それに対して「うわ〜なんか主役になったみたい!」と嬉しそうな奥田さんなのでした(笑)
劇場内にはいると、すでにリハーサル中(当たり前)。
アンサンブルの方々がまばらに散っていたのでどこのシーンかな?と思っていたのですが、俳優さんの動きや立ち位置を見て、トプシーだ!とわかりました。
中央にたつろさん発見!
Tシャツに紺のスウェット、カジモドブーツ、腰には例のグレーパーカーを巻くというラフなスタイルw
全体に指示を出していたのは、ダンスキャプテン、8枠の吉田功太郎さん。
「じゃあ音付きで1回通しで」ということで、『陽ざしの中へ』のラストから『息抜き』までの流れの確認に。
『陽ざしの中へ』のラストの音楽が流れ始め、たつろさんは一瞬でカジモドに。
手を伸ばしロングトーン(「(陽ざしの中)へぇーーーーーーーーーーー!!!」)を実演。音量は落としてるけど十分な破壊力…!
客席から思わずパラパラと拍手が。したくなる!けど我慢!リハだから!
音が止まると同時に現実に戻って体を歪め、舞台中央から捌けていきました。
さっきまでフツーに舞台を歩いていた、普段着でメイクも何もしていないたつろさんがいきなりカジモドになったときの衝撃ったら。すげぇ…。
そのままの流れでトプシーへ。
「みんなーーーーおいでーーーーー!!」
石像ローブは着ていないので、みんな脱ぐフリ。
全て本番通りの動きで確認。衣装を着ていないので変な感じです(笑)
女性アンサさんはスカートというか、腰布?だけつけてたかな。
あと靴は衣装の靴の方が多かったですね。
阿部パンの足ドンはやや控えめでしたw
個人的にツボだったのが、トプシーから『息抜き』への切り替わり。
踊りの輪から外れて舞台センターで転び、驚きながらもにっこりするたつろさんカジ、下手から颯爽と現れるシミッフィー。
トプシーのみのリハだったので『息抜き』はイントロが数秒流れただけだったんですが、「そこに颯爽と現れた…」と、だんだん声が消えていきつつ、音楽が消えたのでそれ以上は続けずに止まる清水さん。たつろさんと顔を見合わせて、「へへへ」とニッコリ。なんなんだよこの2人www
そしてこーたろーさんからの指示。
吉田「カジモドが入って円になるところ、引っ張りすぎて下手側に流れていたのでもうちょっと均一に円になるように意識してください。
あとステップ。飛ぶだけになってるんで、ちょっと意識してください。じゃあもう一度、クロパンの「今日はワルになろうぜ!」からで」
音楽が鳴り始め、拍を取ってる阿部パンさん。
「今日はワルになろうぜ!」
最前からだと近すぎて円が綺麗に広がっていたかは不明ですが、こーたろーさん的には合格だったようです。一発OK!皆さん流石です…。
次はクロパンの「カジモド!ノートルダムの鐘つき男!」から。
吉田「お尻の突きとカジモドの足ドン(他の言い方してましたが思い出せない)を意識してください」
音楽流して通し。
途中から始まるにもかかわらず、入るタイミングを逃さないよしつぐさん。
最後の「いかれた祭りだトプシー・ターヴィー・デイ!ヘイ!!!」が終わると思わず客席から拍手が。
私もしたかったけど堪えました。リハーサルの邪魔はいかんですから!したくなる気持ちはわかるけどね!
次に謎の指示が。
吉田「ちょっとスローの動きを確認したいので、皆さん普通に歩いてもらって。僕が手を一回叩いたら普通に歩いて、二回叩いたら早く歩いて、「はい」って言ったらスローになってください。
とりあえずアンサンブルだけでいいです」
アンサンブルだけ、ということで下手に捌けるたつろさん。
複雑な指示に「???」な俳優さんたち(笑)
「普通に歩くだけ?動線とかなし?」の質問に「テキトーに歩いてください」とこーたろーさん。
しかしながら、早く歩くところでスローになったり、スローのところで普通になったりとかなり混乱気味な俳優さんたち。
ぽんちゃん(3枠大空卓鵬さん)なんか最後ズッコケちゃってましたw
おまけに、アンサンブルだけって言ってたのにまっしゅさん参加してるしwww
吉田「ちょっとやってみたかったんです。最近、スローの始まりと終わりが曖昧なので今みたいに意識してもらえたら」
一応意味があったようです(当たり前だ!←)。
次に、トプシー終了後に台を片付ける女性2枠・3枠さん(町島さんと久居さん)。
ここは特に説明なし。
「じゃあ次はファイトコールで」ということで、セットを出したり兵士に扮するために一度捌けていく俳優さん。
そのタイミングでこーたろーさんが舞台から降りました。
奥田「今週は特にキャストチェンジが多かったですけど、どこに気をつけてますか?」
吉田「やっぱり安全ですね。楽しいお祭りのシーンなのでテンションが上がりがちなんですけど、決められたことをしっかりやらないと交通事故が起きちゃうので」
奥田「なるほど〜。そろそろファイトコールの準備できましたかね?」
吉田「だいぶ前からできてます(笑)」
奥田「(笑)」
『エスメラルダ』の売春宿でのファイトコール。
吉田「今週はかなりキャストチェンジがあったので、アイコンタクトを大事にしてください。じゃあスローでお願いします」
野中「副 官 。 君 が 指 揮 を …あ、間違えた」
副官と言いながらフィーバスを指してしまう野中さんw
もう一度。
野中「 副 官 。 君 が 指 揮 を と れ 。 フ ィ ー バ ス 隊 長 を 逮 捕 し ろ !」
相原「や め て ! 」
野中「 見 ろ 、 い た ぞ ! 」
スローでファイトコールの確認。
剣を当てる位置、どのタイミングで誰と誰が対峙するか、動線など全て決まっていました。
清水「 エ ス メ ラ ル ダ ! 」
相原「フ ィ ー バ ス !」
清水「(刺されて) う あ っ ! 」
野中「 ジ プ シ ー が 隊 長 を 刺 し た ! 2 人 と も 逮 捕 し ろ ! 」
相原「バ ァ ン ! 」
エスメが魔術(?)を使って捌けるところまで。
吉田「どうですか?」
大空「すみません、僕ちょっと位置間違えました」
吉田「やまぴー(山下泰明さん)はコッチまで来てたよ」
大空「僕は4番なんで」
吉田「そうなんだ」
ぽんちゃん、同枠の山下さんと立ち位置が微妙に違うようです。
吉田「上手の皆さんは大丈夫ですか?」
頷く上手組。
その後もぽんちゃんが剣をぶつけ、それを防ぐフィーバスが刀身に手を当てる位置などを念入りに確認。
ファイトコールは一歩間違えると即刻怪我に繋がるので、かなり気を使っていらっしゃるのが伺えました。
俳優さんが捌け、セット片付けの間しばしこーたろーさんと奥田さんトーク。
奥田「さっき、スローでも「うあ!」とか声を出してましたけど、あれの意味ってあるんですか?」
吉田「もちろん。安全にやるのもそうですけど、その中でもきちんと気持ちを出せるように、普段からああいう風に声出しながらやってます」
奥田「なるほど〜。ダンスキャプテン吉田功太郎でした〜!」
お辞儀をして去るこーたろーさん。
大活躍!!!
奥田「ではそろそろ質問コーナーに移りたいと思います!でも僕1人がここで質問に答えてもつまらないと思うので(笑)、何人かお呼びしようと思います!お願いしまーす!」
ニコニコ笑顔で飛び出してくる原田真理さん、平木萌子さん。
あれ、2人?と思ってたら飛び出してくるたつろさん。
奥田「あと1人は?」
飯田「装備外してます。時間がかかるみたいで(笑)」
と話しているうちに出てくる清水さん。なぜか片手には水w
奥田「じゃあ自己紹介からお願いします!ボギュから」
清水「フィーバス役の清水大星です」
飯田「カジモド役の飯田達郎です」
平木「女性アンサンブルの平木萌子です」
原田「女性アンサンブル、マダム役の原田真理です」
奥田「あれ、このメンバーどこかで」
飯田「リトマですかね??」
奥田「あぁー!」
平木「私出てないです」
?「オペラ座じゃない?」
奥田「オペラ座か!全員オペラ座出てますね!じゃあ平木さんは是非リトマに出ていただいて(笑)」
平木「(笑)」
質問①
奥田「では早速質問行きますよ〜。おすすめ、お気に入りのシーンはどこですか?じゃあ原田さん」
原田「私はド頭ですね」
飯田「ド頭って!(笑)僕たちはわかりますけどお客様にはわからないから」
原田「冒頭のシーンです。これネタバレOKなんですか?」
奥田「一応確認しておいたほうがいいですね。ノートルダムの鐘、観たことある方?
」

客席の大半が挙手したので「おお〜!」と驚くキャスト陣w
飯田「観たことない人を聞いた方がいいんじゃない?」
奥田「あ、じゃあ観たことない方?
」

客席後方で少し手が上がりました。
奥田「あ、じゃあネタバレだめですね」
原田「とにかく、冒頭がね!好きですね」
飯田「ボヤッとしてる(笑)
僕は2幕の最後です。ネタバレになっちゃうんです詳しくは言えないんですけど、冒頭とリンクしてるところがあって。いやもうスコットよくぞこの演出してくれたなと」
原田「ネタバレネタバレ!?」
飯田「ここまでなら(笑)」
質問②
奥田「喉が弱いのですが、喉にいい食べ物や飲み物はありますか?痛くならない発声の仕方はありますか?」
平木「よく食べること。あと睡眠をしっかり取る。私も今でも寝不足だなってなると喉の調子が悪いなって思うので」
原田「健康の秘訣みたいですね、よく食べよく寝る!笑」
奥田「ボギュは?」
清水「水を、こまめに飲むことですね」
飯田「今も持ってるもんね(笑)」
奥田「ほんとだ!(笑)飲んでいいからね」
清水「(笑)」
原田「これは普段から、喋ったりするだけでもダメってことなのかな?歌ったりすると疲れやすいとかいうことなのかな」
飯田「喉だけじゃなく、全身を使うことですね。首の筋肉だけじゃなく、胸とか背中とか、太ももまで使って声を出す」
原田「声帯って小さいので、そこから大きな声を出すにはやっぱり全身を使うことが大事です」
質問③
奥田「演じていて大変なのは?」
飯田「全部です(即答)」
あまりの即答に、客席からも笑いがw
清水「最後のところですね、何もできないので…。エスメラルダがsh」
奥田「ネタバレ!!(笑)」
原田「エスメラルダがね、最後まで出てきますからね!エスメラルダが〜するところね」
平木「トプシーターヴィーですね、やることが多いので」
飯田「シーンとしては10分もないけど、稽古始めのときとか1週間くらいかかけて稽古したんですよ。それくらい、一人一人の動きとか誰と誰が関わるとかが細かく決められているので」
ここでスタッフさんから時間の合図が。
奥田「そろそろ時間も押してきたので、次が最後で。あと一問!」
飯田「えっ、もう!?」
奥田「いや僕らもね、準備しないといけないですから…」
飯田「そんなに準備いる?しなくても大丈夫でしょ(笑)
じゃああと二問!」
奥田「じゃああと二問いっちゃいましょう!」
毎回少しでも時間を伸ばそうとしてくれるたつろさん

質問④
奥田「好きなおでんの具は?」
原田「えーと、ちくわぶ」
飯田「白滝!」
平木「ロールキャベツ」
清水「やっぱり、大根ですね」
サクサク答える皆さん。
質問⑤
奥田「こういう質問いいね。次!
起きたとき、寝る前、舞台に出る前に必ずやることは?」
飯田「起きたときと、寝る前?」
奥田「と出演前に必ずやること。あと好きな台詞も教えてください」
俳優「(多さに笑う)」
飯田「僕は前にも話したことあるんですけど、お祈りをしてます。床に手をついて」
奥田「なんの?」
飯田「まずは安全。鐘とか重いセットもあるから、事故が起きないように。あとは、お客様に何か響くものがあって、感動していただけますように。それをお祈りしてから、奥から出てくる。結構ギリギリまでやってます」
奥田「へぇ、見たことない」
飯田「そりゃそうですよ。その時出てるから笑」
客席爆笑(笑)
飯田「稽古場でもやってましたよ。
好きな台詞はねー、僕 前にイベントで好きな台詞って聞かれた時に一個忘れてたんですけど、「夕方の鐘がなってからだいぶ経っていた。街は刻一刻と暗く、寂しくなっていく」のところ。あそこも普通の台詞から一気に小説の語りみたいになって、アンサンブルの動き方も無機質になって、カジモドの不安とか、動きとの対比が現れてて好きです」
原田「ネタバレ大丈夫?笑」
飯田「(笑)。2幕のどこかのシーンで出てくるので、ぜひ聞いてみてください」
奥田「名残惜しいですが、それではこれで質問コーナーを終了します。皆さんありがとうございました!」
全員「ありがとうございました〜」
下手側の通路から退場されていく皆さん。
なんだかもっと話していたような気もするのですが、興奮しすぎて思い出せず(笑)
まぁ大体こんな感じだったかな。
探せばもっと詳細なレポがあるかもしれないので、「物足りねぇ!」って方はそちらも併せて探してみてください←
トークイベントではなくリハーサル見学会だったのでトークは短めでした、残念ながら。
リハ見にはリハ見の良さがあるんですけどね〜。
普段着のまま役を演じる俳優さん方を見れるのはマジでレアですから。
プロ意識というんでしょうか、一瞬での切り替えにただただ圧倒されます。
分かってはいたけど、ここまでハイレベルなのだと。
ノートルダムの裏側やら小話やらを聞ける貴重な機会なので、是非またもう少し時間長めで開催していただきたいですね(笑)
ではでは。