どうもこんばんは。


いやはや。
月日が経つのは早いもので…
書こう書こうと思っている間にどんどん時間は過ぎ、今更10月始めの観劇レポを書くという(笑)

相変わらずの遅筆で失礼します。
遠方に住んでいたお友達が関東圏に引っ越してきたので、入り浸ってなかなか他の作業が進んでいない私です(笑)



今回は四季ではないんですよ〜。
初めてミュージカル座の舞台を観に行って参りました。


『GOD SPELL -カミ ノ ミコト バ-』です!
いやはや、カミノミコトバと謎の日本語が入ったせいで、妙に厨二っぽく聞こえてしまうのなんでだろうw


キャスボがなかったので、HPのキャスト欄より。


私が観たのは星組だったので、☆マークのついている俳優さんが出演されていました。



入り口のポスターもね。

千穐楽公演です。
というか行ける日が千穐楽しかなかったという…。
四季劇場に比べると小さな会場ですが、満員の客席でした。しかも舞台も俳優さんも近ーい!



レポ前に、
どういう話なのかと言いますと…

『ゴッドスペル』は、新約聖書のマタイ伝を題材に、キリストの最後の7日間を現代に置き換えたロックミュージカル。『ウィキッド』『ノートルダムの鐘』『ピピン』など数々の大ヒット作を生み出したスティーヴン・シュワルツの作品です。1971年のオフ・ブロードウェイ初演を皮切りに、ブロードウェイ進出、映画化、21世紀以降の数度の再演と人気を博してきました。」


「キリストの最後の7日間」「ロックミュージカル」ってなんか既視感ありません??



JCSじゃないか!!!



しかもスティーヴン・シュワルツですと。
『ノートルダムの鐘』の演出家、スコット・シュワルツ氏の父であり、楽曲の作詞をされた方ですね。なんということでしょう!


しかしながら、見終わった感想といたしましては、JCSとは全く似て非なるものです。当たり前ですが(笑)
どちらかというと、2000年の映画版JCSに近いですね。
現代に置き換えたあたりとかね。

同じ「キリスト最後の7日間」を描いた作品ではありますが、そもそもの視点が異なるというか。

JCSがジーザスと民衆の関係やジーザスの苦悩、歴史を描き出したのに対し、ゴッドスペルは「カミノミコトバ」の名の通り、ジーザスの教えを現代風にわかりやすく言い換え、それをミュージカル化しているんですね。
聖書ってややこしい表現多過ぎですからねぇ…。


今回はキャストさん個別レポはちょっと難しそうなので(ジーザスとユダ以外役名もない)、主役以外は総合レポでオナシャス!!!!





ジーザス:橋本真一

第一印象・テニプリ?←
キラキラ系の王子様キャラ。なんかチャラいw
ジーザスをこんなキャラクターにしちゃうのは、信仰心の薄い日本ならではかなって。

しっかし ストプレかってくらいの膨大な台詞量。。。
たまに噛んだり言い間違えてしまうことはあったけども、凄いなぁってポカーンしてました。
聖書が元になってるからなぁ…。

ミュージカルとはいえ、四季とは全く別物ですね。
四季独特の喋り方で慣れていると、少し台詞が聞き取りづらいかもしれません。
何せ膨大な台詞を結構な早口で話すものですから。
母音法ってほんとに聞こえやすいんだなと今更実感です(笑)

JCSのジーザスが追い詰められるほど寡黙になるのに対し、こちらのジーザスは饒舌になります。
どちらも激しい感情の揺れ動きを表す役柄なのに、表現方法は正反対なのも面白いですよね。



ユダ:鎌田誠樹

突然後ろから現れてビックリしたよぼく。。。

なんかユダって、聖書の登場人物というよりも もはや1人のキャラクターとして確立している気がします。この作品に限った話ではなく。
多分ユダの裏切りの真意について、それだけ多くの考察パターンがあるってことなのでしょうが。

この作品でのユダの真意はなんだったんだろう。
危機感のないジーザスへの憤り?
ちょっと1回観ただけではそこまでじっくり考察できませんね…ウムム。。。←

しかしやっぱり歌は上手いなぁ。
私は音楽なんて義務教育のみしか受けてない素人だから専門的な評価なんてできないけど、ミュージカル俳優さんの歌い方好きなんですよね。



アンサンブル:柴野瞭

鐘にクワイヤとして出演中の山崎聡一郎さんのコンサートでお見かけしたことがあるお方。
なかなかオイシイ役どころwww
ソロパートもあるし、何より2幕最初…
トランペットソロ!
からの…

ピアノ弾き語りーーっ!!!!
(弾き語りって言うのかわからんが)

いやあの、ピアノ男子ってカッコよさ×10くらいになりません?ならない?私だけ?

結構2幕最初って重要じゃないですか。
この前たつろさんも言及してましたが…。



そう、これ!!
私も前から思ってたんですよ。
それこそLKだって、少し暗めの2幕の最初は、明るくてなおかつアフリカ味を感じる『ワン・バイ・ワン』で始まるじゃないですか。
始まり早々重たい曲は、LKっぽくないですもんね。

…と、話が逸れましたが。
つまり2幕始まりって、休憩を挟んで一度切れた観客の意識を作品の中に引き戻すような 重要な役目があると思うんです。
それに柴野さんが抜擢されておりまして!
しかもトランペットもピアノも歌もイイ…!!←

世の中多才な人がいっぱいいるんだなぁ。

どーでもいい個人的な話ですが、柴野さんのはいていた靴と自分の靴がおソロでフフッとなりました←











今回はレポというよりホント、自分のメモですね。
すいませんあんまりちゃんと書けてませんw



次は鐘です。
実はマチソワのソワレ記事は観劇後の興奮そのままにすでに書いてあるのですが、ちゃんと時系列で出したいのでマチネ記事頑張って早く書きます(笑)













ではでは。