こんにちは。スタディプライムの飯塚です。

 

今回は宮城の高校入試を簡単に説明する企画③ ~数学編~ です。

前回はコチラ

内申点についての話をしています。

 

今回は数学です。

 

宮城の数学は、5教科の中では点数を取りにくいと言われています。

実際に数字で見てみても、他教科に比べて平均点が低いことが分かります。

以下はR7年度入試のデータです。

5教科の中では『一番難しい』イメージがあるのが、宮城県高校入試の数学です。

 

 

そんな数学の特徴を見ていきましょう!

数学の特徴は2つ。

 

①入試の出題形式と出題内容がほぼ固まっている。

②しっかり対策をすれば、目標点は取りやすい。

 

です。

 

まずは【①出題形式と出題内容がほぼ固まっている】です。

 

数学は大問4問構成。

第一問が小問集合(基本)

第二問が小問集合(標準~応用)

第三問が一次関数(+ 確率や資料の活用など)

第四問が平面図形

です。

 

第二問~第四問の最後の問題はやや難しい問題が来ることが多いです。

第三問は一次関数ですが、連立方程式を入れたり、確率を混ぜてきたり。

一次関数を主軸に置きながら、さまざなな問題が融合する場合もあります。

 

以上が①出題形式と出題内容がほぼ決まっている。でした。

 

 

次に【②しっかり対策をすれば、目標点は取りやすい】です。

各高校では例年、合格点というものが存在します。そしてその合格点は、入試の難易度にもよりますが、基本的には大きくは変動しません。そこから、内申点と合わせて志望校の目標点というものが算出できます。

数学に関しては【①出題形式と出題内容がほぼ決まっている】ので、戦略が立てやすく、その分だけ目標点に届きやすくなっています。

例えば、宮城でトップ校のひとつ仙台一高の場合。数学の合格者平均点はざっくり75点前後です。

この80点を目標とする場合。

第1問、第2問をフルマーク。(約60点)

第3問の(1)(2)。(約8点)

第4問の(1)(2)。(約8点)

そして、第3問、第4問の得意な方で+1問。(約5点)

で届きます。

このように取るべき問題が明確であり、また、それに対して練習すべき内容も明確になっています。

以上②しっかりと対策をすれば、目標点は取りやすい。でした。

 

【まとめ】

宮城県高校入試の数学は、出題形式と出題内容がほぼ決まっている。

出題形式・出題内容が分かっているので、対策をすると得点に結びつきやすい。

でした。

 

受験生は、そろそろ受験が気になってくる時期だと思います。

それに伴い、今の勉強で大丈夫か、漠然とした不安を抱えやすい時期でもあります。

不安や心配を抱えている受験生は、一度近くの塾に相談をしに行くのをおススメします。

 

それでは、今回はここまで。

最後までお付き合い、ありがとうございました。