です。


先日公式からご報告させていただきましたが、

改めて、個人的にもご報告させていただきたいと思います。



私にーちゃんは、

上記ブログにもあります通り、

2023年3月14日の日本武道館公演後に、

活動休止期間を設けさせていただくことになりました。

その間に、今後の進退について考え、

結論を改めてご報告いたします。



突然のお知らせになってしまったこと、

また、自分の選択が、白黒はっきりしていないことで、

驚かせてしまったこと、ご心配おかけしてしまったこと、申し訳なく思っています。

本当にごめんなさい。

今回のブログでは、自分が今回の発表に至った経緯であったり、今の思いであったりをお話しできたらなと思います。

少し長くなってしまうかもしれませんが、お付き合いいただければ幸いです。





話を始める前に、

触れておきたいこと、謝っておきたいことがあります。

1つは、今回の発表があってからの数日間、

SNSの更新が少なかったり、

その様子がいつもと違ったり、

また、今回の件に関しての発信が今日までなかったりしたことです。

必要以上にご心配をおかけしたかもしれません。

ごめんなさい。

僕自身、この期間の発信に迷いがあり、控えさせてもらっていました。

いくつか理由があるのですが、

まずは、自分の口で、直接みなさんにご挨拶できる場を待ちたかったからです。


みなさんに直接ご報告してから、そこにない自分の気持ちをお話しする。

この順序をきちんとたどりたかったので、このタイミングの発信になりました。



そして、これが一番大きな理由です。

僕の発信で、誰も傷ついてほしくなかったからです。

自分の気持ちを伝えるとなると、物理的に、かなりの時間と言葉が必要になります。

その発信の中で、どんなに注意を払ったとしても、

伝えたい側が本当に伝えたいことと、

受け取る側が実際受け取ったものの間に、

ズレが生じてしまうのは避けられないことです。

そのズレによって、イルミィのみんなはもちろん、メンバーにも傷ついてほしくなかったため、伝え方と、そのタイミングを模索し続けていました。

例えば、

僕の今回の発表は、どうしても順序が絡んでしまうものです。

9人じゃなくなるのであれば、活動の継続を考えたい。

であるならば、やめる人がいなければ、にーちゃんは休止にならなかったかもしれない。

今日の僕の発信を受けて、そう解釈してしまった方がいたとします。

もし、

白服さんや、ゲルたんに、本来届くはずのなかった誹謗や中傷を、その方が送ってしまったら…。

決断を否定したくない2人を無闇に傷つけてしまうかもしれない。

誹謗中傷を書いた人にも、そんなことさせずにすんだかもしれない。

幸い、僕の耳にはそういったことは今日まで届いていません。

そんなのただの偽善者だと言われても、仕方ないと思います。

それでも、誰かを傷つけてしまうリスクを、限りなく0に近づけるには…。

そう自分なりに考えて、今日まで発信を控えさせてもらっていました。



それから、僕自身も、とっても混乱していたというのもあります。

どこまでをみんなに話して、

これから何を話さなくてはいけないのか。

ことがことなだけに、できるだけ丁寧にみなさんに情報を発信してきたつもりです。

僕もみんなと一緒に、その一つ一つの情報を、気持ちを、消化していく時間が必要でした。




話が長くなってきており、大変申し訳ないですが、

もう1つだけ触れておきたいことがあります。

それは、みなさんの"やさしさ"への感謝です。


先日このようなツイートをしました。

本当に、いろんな"やさしさ"に触れました。



自分の発表について、やさしい言葉をかけてくれた人。

自分のアイドル人生だけでなく、

"北島"としての人生も受け入れてくれましたね。

ありがとう。



反対に、厳しい言葉をかけてくれた人。

僕に嫌われてしまうかもしれない。

それでも、僕に正直な気持ちを聞かせてくれましたね。

ありがとう。



あえて何も触れずに、ハッピーな時間を共にしてくれた人。

触れないことと、何にも思ってないことは同じじゃないよね。

自分の気持ちを押し殺してまで、自分との時間を大切にしてくれたんだよね。

ありがとう。



涙もやさしさの1つの形です。

僕のために泣いてくれてありがとう。



そして、たくさんの人が、本音を言えば…と、僕を引き止めてくれました。

引き止めてくれた人がいる。

これは僕にとって、間違いなく財産です。

心から応援してくれている人がいるということ。

積み重ねてきた時間が間違いじゃなかったということ。

これ以上の答えはありません。

ありがとう。



このツイートは、特典会後のものにはなりますが、

直接会いにきてくれた人も、

リプで想いを伝えてくれた人も同じです。

みんな本当にありがとう。

思い思いの気持ちを、これからもぜひ

特典会で、

リプで、

お手紙で、

聞かせてください。

白服さんやゲルたんも話していましたが、

決断した以上、みんなの思いを受け止める責任が、僕にはあります。

発表当日から、受け止めることができなくてごめんね。



たとえそのときそのときで、気持ちが変わってしまったっていいです。

変わるたびにまた、最新のあなたの気持ちを聞かせてください。

一度話してくれたことと、違ってしまうことを怖がらないでください。

そのときそのときの考えが、全部あなたの考えで、どれも正解です。

今回の発表を見て、にーちゃんの気持ち、わかるよ。と言ってくれた方が、たくさんいました。

日々の僕も、同じなんです。

これが、僕が今日お話ししたいことでもあります。







さて、ようやく前置きが終わりまして、本題に入ります。

今回、僕が活動休止期間をいただいたのは、

言葉そのままの通りです。

考える時間が欲しかったからです。

このことにつきます。



僕は、あんまり器用じゃなくて、

物事を一つずつしか進めたり、考えたりすることができません。

ありがたいことに、

今回の発表前後も、練習はもちろんのこと、特典会があったり、ライブがあったり。

たくさん決まっているお仕事がありました。

そんな中で、ちょっと先の未来を、

しかも、めせもあ。が9人でなくなるという体験したことのない状態の未来を、

想像することができませんでした。

だから、決められませんでした。

ある日には、自分も活動に区切りをつけようと思ったと思えば、

その次の日には、なんとか続けてみようかなと思ったり。といった具合でした。



基本的には、僕は期間内に何かを決めることはある程度得意な人間です。

将来の職業について考えるときも、

むすめん。のために上京するときも。

レストランでその日の昼食を注文するときなんか、店員さんがくれば決められます。

だから、今回のことは本当に僕にとって異例の事態で、初めての感覚でした。

きっと、それへの戸惑いもあったんだと思います。

でも、メンバーも、スタッフも、

そんな僕の気持ちを理解して、受け入れてくれました。

だから、今決めなくてもいいという選択を、選ぶことができました。

みんなの優しさに、甘えさせてもらうことにしました。

これが、今回の発表の経緯です。



そして、その機会に、"北島"としての人生とも、ちゃんと向き合おうと思います。

今まで本当に脇目も振らずに突っ走ってきました。

ありがたいことに、いつもお仕事があったから。

できることがあったから。

みんながいたから。

この自粛期間でさえ、僕はちっとも不安を感じていなかったほどでした。

本当に、めせもあ。になってから、

怪我を除いて、

立ち止まったことはありませんでした。

だから、自分の人生のことを、深く考えたこともありませんでした。

どうせ立ち止まるなら、全力で立ち止まろうと思います。

いろんなことを考えたいと思います。

たくさん悩みたいと思います。



だからイルミィのみんなには心配をかけるけど、

決断できるまで時間をください。ではなく、

決断する期間まで、待ってください。と言いたいです。

現状お約束できることは一つしかないと発表していましたが、

もう一つだけ。

みんなの気持ちを踏みにじるようなことは、絶対にしません。

どんな選択であれ、

最後まで、みんなにとって素敵なアイドル人生を全うしたいです。







ここまで読んでくださった方、

また本日のライブに来てくださった方はわかるかもしれませんが、

僕は元気です。

めせもあ。の期限が可視化され、先の見えない未来に落ち込むことはあっても、

9人だから大丈夫です。

そもそも今回の発表前から、僕たちはこの事実と向き合っていたわけで、

発表を境に、急にネガティブな気持ちが増幅したりということはありません。

だから、明日からはこれまで通り活動していけたらと思っています。

今後元気にアイドルとして振る舞う姿を見るのがつらかったら、

また、時には涙を流してしまう姿を見るのが苦しければ、

無理に僕の姿を全部追いかけ続けずに、お休みしてくれても大丈夫です。

活動の一部や一定期間、ミュートしてくれたりしてもいいです。

ただ願わくば、

みんなが愛してくれた、

僕の自慢の9人でいる姿を、

1分1秒でも長く、

1人でも多くの人に見てもらいたいです。

いつどんなときだって、

最新のめせもあ。が、

最強のめせもあ。だからです。

そして武道館公演には、

今までめせもあ。を支えてくれた全ての人に、見にきてほしいです。





川が谷を削って流れていくように、

物が動く際には必ず摩擦が起こってしまう。

たとえそのとき動くものが目には見えない、想いだとしても同じです。

どうか僕の想いを受け取る際に、

摩擦で誰かの心が深く傷つくことがないよう。

また、僕の想いが、

できるだけそのままの形でみんなに届きますよう、祈っています。



明日からのにーちゃんと、めせもあ。を、

よろしくお願いします。