銀世界に揺らめく ４年に一度の 雪の炎
神秘のメッセージ～雪の祭典
最大限のパフォーマンスを 引き出す選手達
自分と向き合う 晴れ舞台への挑戦
悔いの無い演技が 美しい煌めきとなって
私達に感動を…
オリンピックで躍動する 雪の舞台
花を招いてくれる 春の舞台
それぞれの舞台で 人や植物の 御披露目が織り成され…
各流派の交流 いけばな展…
冬から早春へと繋がる 季節の舞台で
一足早く 春を先取りした 春爛漫の花の共演
一年ぶりに見る 春香る姿… 桜、さんしゅゆ
穏やかな 春の日差しに広がる… スイートピー、ぜんまい
春香り立つ 雪のような白い小花… 小手毬、雪柳
和と洋の強さと優しさ光るコラボ… 松 薔薇
花の春に 夢膨らませて
いつか実になる ゴール目指し
花が咲くことは 始まりの兆しなのか
花が開くことは 実がなるための準備なのか
木は地中に根を張って 枝を広げ
目に見える地上と同じだけの 見えない根を持つ
万物すべて 表面に目をやるが
本当に大切なのは 見えない根っこなのかと
オリンピック選手が
私達に見えない根っこを 示唆してくれているようでも…
花も芸術の一つ…
日々精進して お稽古積み重ね 花選び調達
一枝一花と向き合い 一輪入魂
心入れると 花も際立つ
美しい花こそ 見えない影潜め
光となる花を 太陽と影が 手を取り合って
魅惑の花となって…
いけばなの世界には 「出会いの妙」という言葉が…
妙とは 面白いという意味
いけばなを通じて 出会うはずのない 花や木 草花が
一つの器で 面白い世界を作っている
海外からの洋花の可憐さと
日本の和花の雅の 出会いの妙
幾通りもある パターンの中
斬新な取り合わせとなって 美しさの共演が光る
地球上には 27万の原生植物が存在し
園芸植物を入れると 40万種類以上だとか
私達が身近に触れている植物は ほんの一握り
今や植物に限らず 情報 技術 医療も海を越えて
ジャンル 垣根を越えて コラボして…
一輪の花だけでも 美しい
組み合わせによって 尚美しく広がって
一つの技術だけでも 素晴らしい融合によって ブレイクスルーして
偶然出会う花達の共演が 奇跡の花姿となって…
未知との遭遇が 奇跡を生む 技術発展となって…
全ての分野で生み出される 面白さ 美しい姿
奇跡が奇跡を呼び 現代、未来へと続いていく
それらは全て 出会いの妙であるのかも…
偶然手にした招待状を手に 小雨降る中
独りぶらりと出かけた 花展
花に気持ち膨らませ 名残惜しく眺めていた その時
京都新聞の記者さんから 取材が飛び込んで
これも 出会いの妙…
花で時を埋めていた 私の内にあるもの
それは感嘆する シンプルな言葉
瞬間 心から発する言葉
翌日の朝刊に 掲載され
「新聞みたよ」「私も今日行ってみるね」と 友達からのメッセージ
新聞を介して 花を愛でる女性としての一役が
人が人を呼んで 拡散していく…
独りの世界から 美しい和みの世界へ
誘導されたかのように…
雨模様から 雪模様 そして花模様
偶然の出会い模様にと…
