前にも書いたかもしれませんが、しつけは
1.食物獲得
2.危険回避
が主な動機となって犬に覚えさせるものとされています。
その中でも、犬が喜んで行う1の食物獲得は陽性強化の方法として広く普及しています。
私もある大きな組織のしつけ教室を受講しました。
その時に感じたのは、犬がトレーナーさんを実に良く見ているという事。
はじめは、それに驚き、人と犬との信頼関係がしっかり出来ているなあ・・・なんて思ってました。
もちろん、一流のトレーナーになれば人と犬が一体になる。
本当にそうなのでしょう。
でも、途中で何か違和感を感じたのも事実。
犬は、実はトレーナーさんの顔ではなく、腰につけているエサの袋を見ているのでは?
私はドッグライフカウンセラー(DLC)の勉強をした身でもあります。
DLCは、しつけの養成講座ではありません。
でも、しつけに対しては
決してトリーツ(オヤツ)を使わず、人と犬の関係性から始めようと教えます。
トリーツ欲しさに、犬が指示に従うというのでは、あまりにもったいない。
犬は知能も高く、もっと人間の心の友達になれるというのが、DLCの基本的な考えであると思います。
確かに、トリーツを使えば驚くほど早くいろんなコマンドを覚えてくれます。
でも、何かが足りない。
もっと、深いところで人と犬がつながる事が出来る、
犬がイヤイヤやらされるのではなく、自分から大好きな飼い主さんのために良い子になれる。
そんな関係が出来たらと思います。
父ちゃん、何か難しい話をしていませんか?(メルモ)
うーん、メルモの気持もまだ正直よくわかりません。
トリーツを使わず、メルモ自身が考えて喜んで良い子になる。
そんな方法が必ずあるというか、DLCをもう一度勉強しなくちゃいけませんね。