hanaさんから、コメントをいただきました。
「職場恋愛での設定のお話が多いですが
お店のスタッフとお客さん、などはどうなんでしょうか?
職場とは違って一緒に仕事をしているわけでもなく、
一緒にいる時間も短いと思うのですが、
そういったケースの場合は仲を深めて結ばれる
可能性はあるのでしょうか?」
hanaさん、ありがとう。
職場以外でも、仲を深めて結ばれるケースは
もちろん、あります。
お茶や会話を楽しみながら。
あるいは、知的な刺激を受けながら。
職場以外の出会いには、
フラストレーションを受けずに自然に
仲良くなってゆける利点があります。
「自然に仲良くなってゆける」ことは
恋の舞台では、とてもアドバンテージがあります。
ふたりの間に「親しい雰囲気」が流れれば、
「恋人たちがまとっている空気感」としてお互いが意識し
自然な流れでプライベートな関係に移行できるからです。
ただ、
彼が好意を感じていても、お客様ということで
心理的にセーブしてしまったり
親切にしても「営業用?」と受け取られてしまったり
お店のスタッフならではの切なさもあるものです。
お客様の立場から
恋するいちごさんも、コメントをくださいました。
「その人とは、講師(彼)と生徒(私)の関係でしかありません。
勇気を出して2回くらい食事に誘ってみたのですが、
仕事を理由にお断りされてしまいました。
『まだまだ休みまで遠いので、
なかなか春には厳しいかもしれません。。。笑』
って言われたのですが、きっと、ちょっとお食事だけではなくて、
休みの日を全部使って私と遊んでくれるんだって
勝手にいい方向で考えてました。
誰かの本で、『男の忙しいはだいたいウソ。
好きならなんとしてでも時間つくるから。』
って書いてありました。
それを読んで、今、とっても凹んでます。
最近は毎日メールしてますが、
もちろん返事はありません。
これって、やっぱり時間の無駄ですかね?
前回彼と会ったときに、
『キレイになりましたね!』
って言われたこととか、
講習中、お互いに目があったとき
どちらも動きがとまってしまったこととか、
ちょっと私のこと好き?!って思うことあったけど
忙しいはやはりウソなのかな。。。って思う日々です」
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恋するいちごさんが読まれた本の
『男の忙しいはだいたいウソ。
好きならなんとしてでも時間つくるから。』
という見方は、
必ずしもそうではない、と思います。
確かに、
好きな女性のために積極的に
時間をつくる男性はいるでしょう。
けれど、
女性が「この人」と思い、惚れこむ男性ほど、
恋には冷静な目を持っているものです。
いいかえれば
「感情で女性に会うことを優先」
できない心性の持ち主
そんな彼だから、
お互いの間にある河を見つめ、
越えられないものへの畏れを共にしながら
少しづつ縮まる距離に、あなたは
賭けようとしているのではないでしょうか。
恋するいちごさんのように
誘っても、『今は忙しいので』といわれ
飽きられてしまったのかな・・・と、へこんでいたかたが、
久しぶりの講習で、勇気をだして彼に駆け寄り
「お時間とれませんか?」と声をかけたら
びっくりしたような顔をした後、笑って
「いいよ。どこに行きたい?」と、言われた事例があります。
「忙しいから」と言われ、あきらめかけていた彼と
彼女は一日、過ごせることになったのです。
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男性の「忙しいから」は「言い訳」かもしれません。
でも「嘘」ではないのです。
「ウソ」と思えば、恋は遠ざかります。
幸せな恋を引き寄せる人は
「男の忙しいは『ウソ』ではなく、『ときを待っている』」
と考えます。
恋するいちごさんへ
「時間の無駄ですかね?」って聞かれましたね。
私は、そうは思いません。
恋について、むだなことは何一つありません。
でも、
あなたが、もし、無駄と思ったら、いつでも
降りていいのです。
恋を続けるかどうかは、あなたが決めていいのです。
いつでも降りられると思えば
「もう少し、この恋を味わってみよう」って
思えないでしょうか。
「忙しい」というとき
男性は、あなたが簡単に恋を手放す人かどうか
試している場合があります。
理性的で懐疑的な男性は
そんなふうに、女性の本気をはかろうとします。
「お店のスタッフとお客様」の河を越えるとき
こういったことは、よくあることなのです。