それでもあなたはプリンセスに憧れますか? | ~心のディズニーランド~『メルヘン王国物語』

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「メンタルヘルス」と、おとぎ話の「メルヘン」の共通項を見つけるスペシャリスト、『メルへニスト』おかリナです!
心理学を様々な角度から分析しています。血液型、エニアグラム、脳科学、占い、歌、漫画、文学、恋愛、婚活、哲学、温泉、旅行、興味ある方必見!

女性なら、誰でも一度は憧れるディズニープリンセス。

プリンセスに憧れる女性は多いですよね。

 

白雪姫、ベル、シンデレラ、ラプンツェル、アリエル…

 

 

プリンセスのどこが好きですか?

 

大きな目?

美しい顔?肌?

キレイな声?

意思の強さや賢さポジティブさ、

夢見がちなところ、自由なところ、

優しい心、勇気があるところ、

行動力があるところ、

純粋無垢な性格?

 

…まあいろいろな特徴があると思います。

 

 

可愛くて優しく強くて賢いなんてそりゃ憧れるのもわかります。

 

女性ですから、憧れますよねハート

 

 

 

でも、いいところばかりに

焦点があたっていませんか?

 

 

 

いいところばかりではありません。

プリンセスにも欠点はあります。

 

 

 

なんだと思いますか?

 

 

 

ちなみにわたしは

お涙ちょうだいもののドラマや悲しい映画では

ほとんど泣けないどころか

感情移入さえできずに終わるのに、

 

 

どういうわけかディズニープリンセスの映画を見ると

大体涙が止まらなくなってしまいます。

 

 

それはそのディズニープリンセスの

「欠点」がまんま自分と一致し、

よ~く気持ちがわかるからです。

 

 

ところで、みなさまその欠点って、なんだかわかりますか?

 

ちょっと考えてみてください。

 

 

答えを言いますね。

 

 

 

 

 

下矢印

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下矢印

下矢印

下矢印

下矢印

 

 

それは、仲間がいないことです。

 

 

ディズニープリンセスは、

同性の友達がいません。

親が死んで、継母に引き取られ、

最初から、ほとんどが、四面楚歌です。

 

 

シンデレラや白雪姫は、お妃に目の敵にされるし、

ベルは村人から変わり者と言われます。

 

 

 

ラプンツェルも義理の母から理解を得られません。

 

 

 

 

そういう星の下に生まれたというのもありますが、

お姫様の性格傾向として、

人付き合いが苦手なんです。

 

 

つまり、協調性がないんです。

 

自由奔放で素直で純粋すぎて、

思ったことを思ったままに発言してしまうので、

すぐに相手を敵に回してしまうんです。

 

 

普通の人なら愛想笑いをしたり、

適当に話を合わせたりできますが、

 

素直で純粋過ぎるが故それが仇になって、

ディズニープリンセスはそれができません。

だから適応できずに、

他の世界に憧れます。

 

 

それでも、ディズニープリンセスは

仲間がいないか?

と言ったらまっったくそんなことはありません。

 

 

 

白雪姫ならコビトたち、

 

 

シンデレラならネズミや妖精

 

ベルは野獣や動物たち

 

ラプンツェルはカメレオンのパスカル

 

 

仲間がいるからちっとも寂しくないんです。

 

でもそれは同種ではありません。

人間ではないのです。

 

 

 

同種とはうまくやれない素質なんです。

同性で年齢が近いならなおのことそうです。

 

 

ただ、心が優しいため、

動物や小さい子供や老人にはとても優しい。

とりわけ動物はプリンセスになつきます。

 

 

 

その気質を知っているだから白雪姫のお妃は

毒リンゴを作って老婆に変身したのです。

 

 

 

でも、どんなに美人でも、

お妃やお姉さんや他の人たちと

うまく協調できる人はいくらでもいますよね。

 

 

 

 

もちろん、遠目から見たらそれなりに魅力的です。

憧れてくれる人はいるでしょう。

 

 

でも、お友達になったり

積極的に絡むというのは

自然ではありません。

 

女性同士で群れるなんてことは

絶対似合いません。

理解者という点でいえばほとんどいません。

 

 

普通の女の子のように、

一緒に買い物したりおしゃれしたり

そういう友達がいないんです。

 

 

そして年が近ければ近いほど

嫌われてしまうのです。

 

 

男性なら尊敬されたり認められたりすれば、

それで自尊心は満たされます。

 

 

でも、女性にとって共感してくれる同性がいないというのは、

けっこうキツいものです。

 

 

とても孤独です。

 

 

 

夢や冒険、自由に憧れ発言しますが、

大抵は反対され、馬鹿にされます。

権力を持つ者にはその力で欺かれます。

 

同性は絶対理解してくれないし、

異性からも白い目で見られます。

 

年上からは生意気と思われて、

年下からは甘く見られます。

 

 

 

これを乗り越えるにはものすごい強靱な精神が必要です。

一歩間違えて失敗するとメンヘラになります。

 

 

 

プリンセスは単独行動が一般的です。

いつなんどき王子様と

どこで会うかわからないからです。

 

誰からも共感して貰えません。

 

 

 

あなたはこの孤独に耐えられますか?

 

 

共感できる仲間がいないから、

自分の世界に入って、

歌を歌ったり本を読んだり夢を見たり

そうやって自分を、立て直しています。

 

そう。

 

ほとんどのディズニープリンセスは、

最初から最後まで敵ばかりで、

動物か、王子様しか

気持ちわかってくれないんです。

 

 

 

それもほとんど、王子様と結ばれたところで、

めでたしめでたしで終わります。

それ以降の描写が一切ありません。

 

 

 

日本は、桜が散るのを美しいというように、

廃れるところに美を見いだす傾向があります。

 

センチメンタルなどといって、

枯れる木に涙したり、

美しいと言ったりしますが、

これは日本の特殊性です。

 

 

主人公が病気になって死んだり、

失恋ものや落ちぶれていくところに

素直に涙できる優しさが日本人です。

後味の悪さが心地いい 

メンヘラ、マンセー

それが日本人の感覚です。

 

平家物語にもあるように、

 

祇園精舎の鐘の声

諸行無常の響きアリ

なんちゃらの花の色??

盛者必衰のことわりをあらわす

 

だかなんだかで、

滅びるところに

えもいわれぬ美を見いだします。

 

 
 

 

縁か演歌にもよくありがちですが、

戻れなくてももういいの~

クラクラ燃える火をくぐり

あなたと超えたい天城越え

 

 

どこまでも不幸に存在する

美を追究するそれが日本人

 

そのため「かぐや姫」や「鶴の恩返し」など、

バッドエンドで終わる物語が一般ですが、

 

 

ところが、欧米の物語は

大抵がハッピーエンドです。

不幸だけど主人公が夢を見続け、

勇敢に立ち向かい、

最後は見事勝利を得る。

 

めでたしめでたしです。

 

 

それはなぜかというと、

視聴者に希望を与えるために、

ハッピーなところで終わりにしているからであって、

そのあとのことは敢えて描写しないんです。

結婚は本来ゴールでなくてスタートなはずです。

 

 

 

欧米の童話であればたとえば、

かの哲学者が作った童話

「葉っぱのフレディ」よろしく、

「命は永遠に続く」というテーマにすらなり、

日本人の諸行無常の精神のように、

滅びるところに美は見いださない。

 

 

今までまともに人付き合いできなかったプリンセスが、

王子様とうまく日常が遅れると思いますか?

 

 

 

それでもあなたはプリンセスに憧れますか?

 

 

赤薔薇メルへニスト 夢雨眠赤薔薇

 

ベルハートキラキラハートベルハートキラキラハートベルハートキラキラハートベルハートベルキラキラ

 

 

それでも憧れます!!!!

もちろん!!!!

っていう勇敢なそこのあなたは是非!!