退院の日午前中夫と一緒に先生の説明を聞きました。
優しい先生は、汗をかきかきホワイトボードに絵や説明を書きながら、モニタで検査のデータを映しながら丁寧に説明くださいました。
「病名は『非持続性心室頻拍』です。」
「心室頻拍の原因としては90%は基礎心疾患(心筋梗塞、拡張型心筋症、肥大型心筋症、催不整脈性右室心筋症、QT延長症候群、心サルコイドーシスなどなど)があって起きるものですが、検査の結果では冠動脈(心臓の外側の血管)の詰まりはないし、心臓内部の腫れや弁膜異常もなく、心臓そのものの重大な病気はないので、残り10%のはっきりとした心臓病がない特発性心室頻拍と思われます。また、頻拍発作が今回は数秒で終わっていますが、30秒以内に終わるものを非持続性、それ以上続くものを持続性と言います。」
「今回の不整脈の原因は、脈拍を作る信号を出すところが、正常な場所以外の右心室の一部にあって、不規則に信号が出ることによるものです。これは数が少なければ放っておいていいものですが、意識を失うものや数が多い場合は治療対象です。あなたの場合、不整脈の危険度としては一番悪いわけではないですが、かなり危険性が高い不整脈になります。」
「今後の治療方法としては、まずは外来で24時間心電図で、どれくらいの頻度で、どんな不整脈が出てるか調べます。次にお薬でコントロールしてみます。でも最終的には自覚症状もあるようですし根治治療として心臓カテーテルアブレーション手術を受けるのがいいと思います。異常信号を出してる右心室の場所を焼いてしまう手術ですが、ほぼ治ります。一度で治らないこともありますが。」
「とりあえず、コントロールできるまでは車の運転はやめましょうね。」
かいつまんで要約すると、こんな説明でした。
お昼前に退院しました。約2週間後に24時間ホルダー心電図をつけて、その後お薬開始の予定です。右鼠径部は内出血ができていて、ものすごい青あざになっていました。また、穿刺部にはコブのようなものができていて、身体を動かすたびに痛いので歩くのが苦痛でした。
1週間くらいで痛みは消えました。