では、前回の続きを書いてみます。
9月に入り、私は電車に1時間揺られて職場に行くことができなくなりました。
そして、耳鳴りが止まず病院にいきました。
私は適応障害と診断され、休職しました。
休職してからも、やはり食べることがうまくできませんでした。
体重はまた落ちて、36キロに。
身長167センチの私は、小学5.6年生の平均体重になりました。
これが私の最低体重でした。
お尻の骨が出てしまい、椅子に座ることさえ困難になりました。家にいる時はもちろん、カフェでもクッションは無いか聞いたり、とても柔らかいソファ席に座らないと耐えられませんでした。
36キロ以降はさすがに測るのをやめました。
これ以上減るのも、増えるのも見たくなかったからです。
このまま息ができなくなって、この世からいなくなるような気がしました。
10月、私はまだ休職中でした。
でも、少しずつ食に興味が湧くようになり、今まで避けていた食材を少し口に食べられる日と、全く食べられない日を繰り返していました。
自分で料理を作ると糖質やカロリーを計算してしまうので、母と外食してみました。
母と外食に出かけたある日突然、
"食べてみようかな"
と急に思いました。
私は久しぶりにお米を一口食べました。
とても美味しくて自然と涙が出て、
それを見た母も泣いていました。
食後にソフトクリームも食べてみました。
あまりの美味しさに感動し、
もう食事制限するのはやめようと思いました。
食べられるようになったことに素直に喜びを感じました。
しかし、私は自分の状況を甘くみていました。
食べれるようになれば体重が戻り、
前みたいに元気に生きられる---
そう思ってたけれど、
現実はもっともっと厳しかった。
36キロになるまで自分を痛めつけた私の脳と心は
そう簡単に修復できないほど病気に蝕まれていたのです。
本日はここまでにします。
ちょっと暗い内容ばかりになってしまいました...
読んでくださった方が気を落としませんように。
「でも大丈夫。
今の私は前よりちょっと元気だからね。」
今年27歳になる私から、4年前の私にこう声をかけてあげたいです。
少し話は変わりますが、私の病気にはSNSも大きく影響していたと思います。
ちょっとSNSを開くと可愛いくて細くてキラキラした子が多くて。
ダイエットやメンタルについて言及しているアカウントも多いですよね。見たくないものも目に入ってしまいますし。
よっぽど他人と比べない!という意志のある方じゃないと、少しは気持ちに影響があるのではないでしょうか。
私だけなのかな。
ただでさえ人間関係もお互い影響されあっていくものだと思うので、そこにSNSも介入してきたら大変ですよね。
使い方と向き合い方が大事ですね、、、
続きはまた書きます!