こんにちは、工房主宰のおぐらと申します(・ω・)ノ

 

月曜日は皆さんからよくいただく質問に「わかりやすく・楽しく」お答えしています。

 

 

蓄光パウダーを混ぜてオリジナルの色をつくる方法をご紹介すると、よく 「え!? 蓄光パウダーって混ぜてもいいんですか!?」 という驚きながらのご質問をいただきます。

 

混ぜても大丈夫です! ただし、気を付けてやらないと光らなくなる危険性があります。

 

まず大前提として、「非蓄光性の着色料や顔料と混ぜない」こと。

 

白い蓄光パウダーに真っ赤な顔料を混ぜて赤い蓄光をつくろうとすると…上手く光らなくなるかと思います。これは着色料そのものが蓄光の光を遮ってしまうからです。

 

★ 真っ赤な蓄光素材はなぜないの?という話についてはこちら ★

 

失敗せずに混色するには、蓄光パウダー同士を混ぜ合わせる必要があります。濃いピンクの蓄光パウダーに白い蓄光パウダーをまぜて薄ピンクの蓄光パウダーをつくることはできます。

 

着色の色変化は減法混色、ふつうの絵の具などと同じ仕組みなので感覚的にもやりやすいかと思います。

 

対して、発光色については加法混色、さらに発光色の強さもバラバラなので感覚的にやろうとすると難しくなってきます。

 

蓄光パウダーの混色は中級~上級のレッスンで詳しく行っていく予定です。

 

まずはあまり難しいことを考えず、どう光るかは「つくってからのお楽しみ」として、お好みの色の蓄光パウダーをつくってみるのもおすすめです(・∀・)

 

 

思い通りにつくろうとすればするほど奥深い……これまでにひと通り蓄光素材を試していて、「ふーん、こんなものかな?」と思い始めた方にこそ、オリジナル色のパウダーづくりはおすすめです。来週もう少しパウダーを混合するときに気を付けたいポイントをご紹介しますね! おぐらでした(・ω・)ノ