メルカリでブランドバッグを出品し、すり替え詐欺に遭いそうになったため、最後まで返品に応じず、売上金がメルカリから補填される形で終結した経験をシェアいたします。

 

今回、メルカリから無事売上金は振り込まれましたが、メルカリが双方に補填するという形で終結したので、メルカリ上で蔓延する詐欺の悪行を止めることはできませんでした。

 

普段、ブログなどはやっていないのですが、この経験を、被害に遭って苦しんでいる方達のお役に立てればと思い、今回の一連の流れをブログで残すことにしました。

 

これ以上、メルカリや、その他フリマサイトで蔓延する詐欺が、広がらないことを切に願います。

 

  すり替え詐欺の疑い

ブランドバッグをメルカリで、約20万円で販売しました。すり替え詐欺やトラブルの防止のため、商品受け取り後の返品は基本的には受けていないことを伝え、同意していただいたので、商品を発送いたしました。

 

しかし、商品到着翌日、購入者から返品理由の明記もなく、突然返品を要求するメッセージが届きました。

 

返品理由を聞いたところ、「社外リカラーがされているため、正規でのリペアが不可能である」という主張でした。

 

 

社外リカラーという言葉を知らなかったので調べてみると、ブランド店以外の修理店でバッグの色を塗り替えることを意味するようでしたが、リカラーはしていませんでした。淡々として強気な文調や、社外リカラーというあまり使わない用語を用いている点を見て、すり替え詐欺の可能性が高いと考えました。

 

購入者のアカウントを改めて見ると、取引実績が1万件以上あるのに、出品している商品は一つもなく、また、プロフィールには、一児のママと書かれていましたが、やり取りの印象から男性ではないかと思いました。

販売する前に、プロフィールに怪しい点がないか、もっとちゃんと確認するべきであったと反省しました。

 

社外リカラーについて、ブランド店に電話して聞いてみると、「別のお店でリカラーがされているため、正規のリペアが不可能」かどうかは、ブランド本社のアトリエの職人さんのみが判断きるということが分かりました。それには、少なくとも一週間はかかります。つまり、商品到着翌日に、「社外リカラーがされていて、正規のリペアが不可能である」という購入者の主張は嘘であることが証明できました。

 

相手は常習犯であり、詐欺集団であることが極めて高いため、個人 対 集団で対峙することは、こちら側の不利になると考え、メルカリ事務局に間に入って対応してもらう必要があると判断しました。

 

 

  メルカリ事務局とのやり取り

 

* 事務局とのやり取りの詳細は、最後に全て公開しています。

 

メルカリ事務局に、「社外リカラーをしているという理由で返品を要求されているが、リカラーはしていないため、返品には応じることはできない。すり替え詐欺の可能性が高いので、購入者への対応を事務局にお願いしたい」と伝える

事務局から、「購入者に対し、商品の状態を提示するよう求めたので、商品状態を確認して、今後の取引に関して案内する」と返信がくる

その後、事務局から、「更なるトラブルを防ぐためにも、返品に応じ、取引をキャンセルすることを提案する」と連絡がある

すり替え詐欺の可能性が高いので、返品には応じられないと強く主張する

  • リカラーはしておらず、商品に問題がないので、返品を受ける義務はない
  • 詐欺集団である可能性が高い相手に、住所などの個人情報は教えられない
  • 事務局が、こちら側に返品を要求する明確な理由を提示してほしい

それでもメルカリは、取引の長期化はこちらの不利益になるので、返品に応じるよう要求。すり替え詐欺は、一度返品に応じてしまうと、商品もお金も戻ってこないことが分かっていたので、返品には応じられないと、同じ主張を続ける

消費者センターに相談(詳細後述)し、メルカリに連絡を入れてもらう

消費者センターからの連絡を受けて、メルカリが、「特例だが、事務局経由で商品を受け取るので、返品に応じて欲しい」と申し出る

たとえ、メルカリ経由でも返品を受けることはできないと主張。すり替え詐欺の可能性があるにも関わらず、返品を要求することは、メルカリも詐欺に加担していることと同じであると指摘し、法的措置を取ることを考慮していて、警察にも相談していることを伝える

何度も同じ主張を続けた結果、メルカリから、「購入者に対して、社外リカラーがしてある客観的な証拠を、事務局まで提示するよう案内したので、事務局から改めて連絡する」という回答がくる

しかし、その後メルカリから客観的な証拠に関する提示も連絡もなく、再び、こちらに返品を要求する通知が届く。また、48時間以内に購入者に連絡しないと、事務局の方で、取引をキャンセルする可能性があるという注意書きがあるが、購入者には連絡しない

警察に行き、すり替え詐欺の疑いがある取引に対する、メルカリの不適切な対応について相談(詳細後述)メルカリに対して、購入者の情報開示を求める捜査関係事項照会書を提出してもらえることになる

その間、購入者から「ボタンの破損もある」とメッセージが届くが、返信はしない

 

また、メルカリからも、購入者が「ボタンの破損もある」と申告しているため、返品に応じて欲しいと促されるが、ボタンの破損はないので返品は受けられないと伝え、商品に問題があるという客観的な証拠を提示するよう求める

ようやく、メルカリから、購入者に対し、事務局宛に商品を送るよう求めたので、事務局の方で商品を実際に確認し、今後の対応を検討する、と連絡がある

購入者から取引メッセージにて、フランチャイズの質屋で「社外リカラーがされていて、ボタンの破損もある」ことを確認した、とメッセージが届くが、返信はしない

同日、別のアカウント上で、販売したバッグが既に転売済みであることを発見する。メルカリと警察に報告する

警察が、捜査関係事項照会書をメルカリに提出

メルカリから取引キャンセルの通知が届き、補填という形で売上金が振り込まれる

 

  結果

 

今回、メルカリから無事、売上金が振り込まれましたが、メルカリは、詐欺を働いた可能性が明らかに高い相手にも返金することで問題を解決しました。メルカリのこの対応は、詐欺に加担する行為であり、更に犯罪を広めることに繋がると考えます。

 

また、取引はキャンセルという形で終結したため、相手に評価を残すこともできず、詐欺集団は、現在も同アカウントで、詐欺行為を続けていると予想されます。

 

また、メルカリは、個人売買のサイトであり、基本的に責任は個人にあるという方針ですが、詐欺取引や、サイト上のトラブルは、メルカリが責任を持って対処すべきであり、購入者と直接やり取りするのではなく、事務局に対応を促し、問題解決のサポートを受ける必要があります。

 

今回のメルカリの対応から、メルカリは、詐欺を許容するサイトであると考え、今後メルカリは一切利用しないと決めました

また、メルカリだけでなく、ブランド品などの高額商品をフリマサイトで売買すること自体が、詐欺を広めてしまう可能性に繋がるので、高額商品はフリマサイトでは販売すべきではないと学びました。

 

 

すり替え詐欺への対処 

 

すり替え詐欺の疑いがある場合、どんなことがあっても絶対に!返品に応じない、同意しないことがまず大切です。

  • 絶対に!返品に応じないと主張し続ける
  • 商品に問題がないので、返品の義務はないと主張し続ける
  • 返品に同意しない限り、強制的に取引キャンセルされる可能性は極めて低いので、返品に応じない姿勢を貫く
  • 購入者と直接やり取りをしない
  • 購入者と直接のやり取りを促されても、メルカリ事務局にだけ連絡する
  • 商品に問題があるという、客観的な証拠を提示するよう求める
  • 消費者センター、警察、弁護士などに相談する
  • 諦めない心
※客観的な証拠
メルカリから返品を要求されたので、客観的な証拠の提示を求めました。結局メルカリからは、購入者が主張する客観的証拠は提示されませんでしたが、購入者から質屋に商品の問題を確認したという内容のメッセージを受け取りました。
 
 
質屋の店舗名や、担当者の方の名前も書かれていましたが、鑑定してもらった商品が、こちらが出品したバッグという証拠もなく、このような情報だけでは、客観的証拠として認めることはできないので、返品を受ける必要はないと判断し、メッセージにも、一切返信はしませんでした。
 
※取引キャンセル
メルカリ事務局から、何度も取引をキャンセルするように要求されるため、返品に応じないと、こちらに不利な形で取引がキャンセルになるのでは、と不安がありました。しかし、弁護士さんに確認したところ、メルカリ事務局は、よほどのことがない限り、こちらの同意なく、また補償もなしに、強制的に取引をキャンセルする可能性は極めて低いので、絶対に返品には応じられないという姿勢を貫く必要があることが分かりました。
 
※購入者と直接やり取りしないこと
相手は詐欺師であるため、直接やり取りをすると疲弊してしまい、精神的な負担が大きいため、事務局とだけやり取りすることをお勧めします。
事務局からは、購入者と直接やり取りすることを、何度も要求され、購入者に返信をしないと取引をキャンセルするなどの案内も届きますが、それに応じる必要はありません。
 
 

消費者センターの対応 

 

今回、消費者センターに相談したのは、「すり替え詐欺の可能性が高い相手から返品を要求されているにも関わらず、メルカリ事務局が一方的に取引キャンセルを要求してくるので、事務局の理不尽な対応に対して、クレームを入れて欲しい」という内容でした。

 

消費者センターは、担当者やセンターによって、対応が違く、最初に電話で担当してくれた方は、メルカリは個人売買のサイトなので、消費者センターが関与できることはなく、基本的には自己責任であると言われ、対応してもらえませんでした。

 

しかし、納得がいかず、他の地域の消費者センターに相談してみると、そこの担当者の方は、状況をすぐ理解してくださり、メルカリ事務局に電話すると言ってくださいました。しかし、住んでいる地区のセンターでなかったため、手続きができませんでした。

 

そこで、住んでいる地区の別の消費者センターに相談しました。この担当者の方には、「メルカリに連絡はするけど、あまり期待はしないで欲しい」と言われましたが、どんな形であれ、こちらの主張が公的機関から伝わることがまず大事でした。

 

結局、担当者の方は、「すり替え詐欺の疑いがあるという相談が来ているので、事務局が間に入って対応できないか」といった内容で、メルカリに連絡してくれました。

メルカリは、消費者センターからの連絡を受けて、「メルカリ事務局経由で、返品に応じて欲しい」と提案してきました。

 

消費者センターから連絡が入ったことが、直接問題解決には繋がりませんでしたが、メルカリに対して、返品は絶対に応じないという、こちらの強い意志を伝えることができたと思います。

 

消費者センターは、担当者や地域によって対応が違うことが分かりました。もし、対応してくれない場合や非協力的な場合は、別の担当者に変えてもらうか、別の消費者センターに連絡してみてください。

 

 

警察の対応 

 

今回、幸運なことに、とても理解のある刑事さんに担当していただけました。

最初は電話で相談し、その後警察署に行き、直接相談に乗ってもらうことができました。

 

警察の立場としては、まだ詐欺が成立する前の段階なので、こちらの主張のみを聞き入れ、下手に介入すると、警察のリスクにも繋がるので、できることが限られていると言われました。確かにその通りです。

 

しかし、困っている状況を理解してくださり、詐欺に遭う前ですが、正式に事件として取り扱い、メルカリに対し、購入者の情報開示を求める、捜査関係事項照会書というものを提出してもらえることになりました。

最近は、メルカリやフリマサイトの被害に関する届けも増えていて、担当の刑事さんは、こういった被害に理解のある方でした。

 

結果、照会書をメルカリに提出してもらえるまで、1週間ほどかかりましたが、警察が照会書を提出した日に、メルカリから取引キャンセルの通知が届き、売上金が入金されました

 

今回、警察が動いてくれたのは大きかったと思います。警察も、消費者センター同様、地域や担当者によって対応が違ってくると思いますが、「どうか助けてください!」という切実な思いを伝えることで、動いてくれる可能性があることが分かりました。

 

また、すり替え詐欺が成立する前でも、事件として扱ってもらい、捜査関係事項照会書を提出してもらうことができることが分かったので、もし、すり替え詐欺に遭いそうになったら、ぜひ警察にも相談してみてください。
 

 

弁護士の対応 

 

場合によっては、メルカリに対して訴訟を起こすつもりでいたので、複数の無料弁護士相談に電話し、弁護士さんの意見を聞きました。

 

商品に問題がない場合、返品を受ける必要はないので、返品に応じないと主張し続ければいい

 

メルカリの規約によると、基本的に売買は当事者間で解決することになっているので、もし、メルカリ相手に訴訟を起こすなら、メルカリが出品者側の同意なしに、取引をキャンセルした場合、その対応について異議を申し立てることはできるかもしれない。

ただ、基本的に当事者間に責任があるフリマサイトを相手に訴訟を起こすのは、現在の法律では、あまり現実的ではなく、請け負う弁護士も少ないのが現状である。

 

メルカリが強制的に取引をキャンセルする場合があるか聞いたところ、

メルカリ規約 第13条 <弊社による売買契約の取消>によると、(3)その他弊社が本サービスの適切な運営のために必要と認める場合と書かれているが、メルカリが出品者の同意なしに、取引をキャンセルすることは、よっぽどのことがない限り考えられないとのこと。

 

 

メルカリとのやり取り:詳細 

 

メルカリ事務局とのやり取りの内容を、全て公開します。

 

 

  • メルカリから、「購入者へ届いた商品の問題箇所や梱包状態について事務局へご提示いただくようご案内いたしました」という返信が来たので、メルカリからの連絡を待つことにしました。
  • すると、翌日にメルカリから取引キャンセルを促す案内が届きました。

  • 購入者から、商品の状態について提示があったかなどの説明が一切ありません。
  • メルカリは、明確な理由の提示もなく返品を要求してきたので、事務局の対応に対して、徹底的に追求する姿勢を取ることに決めました。

 

  • 返品を受けないと、取引が長期化し、こちらに不利益になると、脅し文句のような回答が来ました。

 

  • 返品を要求する明確な理由を求め、詐欺の可能性があるにも関わらず、返品を要求するメルカリの対応は、詐欺を許容しうることであるということを強調しました。
  • 詐欺集団が、利用規約を守って個人情報を漏洩しないわけがありません。
  • この後、消費者センターに連絡し、メルカリに電話を入れてもらいました。
 
  • メルカリ事務局を通したとしても、返品に応じることはできません。

 

  • 大前提として、商品に問題がないため、返品を受ける義務もなく、またその意思もないことを主張し続けました。

 
  • ようやく、事務局が購入者に対して、社外リカラーがしてある客観的証拠の開示を購入者に求めました。
 
  • その後、客観的証拠に関する提示はなく、また、問い合わせフォームからではなく、個別メッセージで、購入者と直接やり取りをして、取引の進行を促す案内が届きました
  • 購入者に48時間以内に連絡しないと、取引をキャンセルする可能性があると書かれていましたが、弁護士さんのアドバイスがあったため、メルカリが勝手に取引をキャンセルすることはないと考え、購入者には返信しませんでした。

 

メルカリ事務局 御中

お世話になっております。
昨年の12月29日に、メルカリ事務局から、
「本取引につきましては、改めて対応の検討をおこなうため、購入者へ、社外リカラーされている客観的な証拠について、事務局までご提示いただくよう案内しました。そのため、購入者の対応と事務局からのご連絡を今しばらくお待ちいただけると幸いです」というご案内をいただき、ご連絡をお待ちしておりましたが、これに関して事務局から、まだご回答を頂けておりません。

購入者側の「社外リカラーがされているため、正規でのリペアが不可能だ」という申告を裏付ける客観的な証拠は、購入者側から事務局に対して提示がありましたでしょうか?

また、個別メッセージの方で、取引の進行を促すご案内を頂きましたが、まず先に、購入者から客観的な証拠の提示があったのか、ご回答頂くのが筋であると考えます。

しかし、事務局が購入者側へ客観的な証拠の提示を求めてから、1週間以上が経過していますが、未だ何の証拠もこちらに提示されておらず、また、事務局からこれに関して何のご連絡もいただけていません。

こちらとしましては、社外リカラーがしてあるという客観的な証拠が確認できない限り、当然取引をキャンセルすることはできません。

また、購入者が客観的な証拠を提示するのを、これ以上待つ事はできません。事務局が証拠の提示を求めてから、1週間以上経っても提示されていないということは、証拠がない可能性を示唆すると考え、また、この間に購入者が証拠を捏造するなどの作業を行っている可能性もあることが考えられるからです。

また、大前提として、再三申し上げておりますが、購入者は、商品が届いた翌日に「社外リカラーがされているため、正規店でのリペアが不可能である」と申告していますが、「社外リカラーがしてある」という客観的な証拠は、ブランドのアトリエの職人さんのみ判断が可能です。それには1週間以上かかるため、商品到着翌日に「社外リカラーがしてある」という購入者側の申告は偽りとなります。つまり、購入者側がこちら側に申告した時点(商品到着翌日)で、客観的な証拠は存在し得ないと考えます。

また、もし仮に、購入者の主張に嘘偽りがなく、客観的な証拠があれば、それを提示するのに、ここまで時間はかからないはずです。
しかし、一週間以上経過しても、購入者側が証拠を提示できていないということは、証拠がない可能性を示唆すると考えます。そのため、購入者側の社外リカラーがしてあるという主張は成立せず、取引は直ちに完了されるべきであると考えます。

メルカリ事務局は、これまで購入者の「社外リカラーがしてある」という申告に対して、客観的な証拠を確認することもせず、ただ購入者側の主張のみを聞き入れ、こちら側に返品を要求してきました。その後、ようやく客観的な証拠について、ご確認いただけるとのことでしたが、結局それについてのご連絡も、一週間以上待っても頂けておりません。こちらに、取引の進行を要求する前に、まずはメルカリ事務局の方で確認するとお約束いただいた、客観的な証拠についてご連絡いただくべきであると考えます。

以上、つきましては、こちらが販売した商品は社外リカラーをしていない正規品であるため、返品の意思も義務もないこと、商品到着時の購入者側の申告内容に偽りがあること、そして購入者側が一週間以上が経過しても、社外リカラーがしてあるという客観的かつ確固たる証拠を提示できていないという事実に基づき、直ちに取引完了の手続きをお願いいたします。

また、万が一、社外リカラーがしてあるという客観的な証拠の提示もなく、また、こちらの同意もないまま、取引が強制的にキャンセルされるような事があれば、法的措置を取らせていただきます。

また、購入者が客観的な証拠を提示できておらず、商品に問題があると立証できていないにも関わらず「購入者が商品に問題があると申告しているため取引を完了できない」という理由で、取引が完了されず、これ以上、メルカリ事務局からの入金が滞る場合も、法的措置を措置を考慮せざるを得ません。

また、今回、高額商品を狙った詐欺である可能性が高いことが明らかであり、相手は集団である可能性があるため、改めて警察に行き、今回の取引の一連の流れについて相談しております。

  • この後、購入者から「ボタンの破損もある」とメッセージがありました。
  • そして、メルカリからも「ボタンの破損もある」から返品を受けて欲しいとメッセージがありました。詐欺集団とメルカリが手を組んでいるのかと、思わざるをえない状況に驚きました。

メルカリ事務局 御中

 

ご返信、拝読いたしました。

まず、購入者から、社外リカラーがしてあるという、客観的な証拠の提示はありましたでしょうか?

これについて、まだご回答を頂けておりませんので、お答え下さい。

 

そして、購入者が新たに「ボタンの破損もある」という返品理由を申告してきていますが、こちらの発送時にボタンの破損はありませんでしたので、返品に応じることはできません。何度も申し上げますが、販売した商品に問題はありません。

 

また、もし、こちらに返品を要求するのであれば、購入者が主張する「ボタンの破損がある」という客観的かつ明確な証拠を、ご提示いただく必要があると考えます。

 

そして、購入者は再三主張していた「社外リカラーがしてある」という当初の返品理由に対する、客観的な証拠をまだ提示していません。まず先に、社外リカラーがしてある客観的な証拠を確認できているのか、正式なご回答をお願いします。

 

また、商品を受け取ってから、3週間以上が経った時点で「ボタンの破損もある」という新たな返品理由を申告してきていますが、これは、「社外リカラーがしてある」という証拠を提示できないため、新たに偽りの返品理由を主張している可能性が極めて高いと考えられます。つまり、社外リカラーがしてあるため返品したいという当初の申告は、やはり偽りである可能性が高く、最初からすり替えを目的として本商品を購入した可能性が高いと考えます。

 

このように、すり替え詐欺の危険性が非常に高いにも関わらず、メルカリ事務局は、引き続き購入者側の主張のみを受け入れ、こちら側に返品を要求する明確な理由を教えていただけますでしょうか?

 

何度も申し上げておりますが、すり替え詐欺は、最近メルカリ上で多発していることが見受けられます。メルカリ事務局としても、すり替え詐欺の実情を十分把握されていると思いますが、それにも関わらず、今回こちらに返品を要求するということは、御社のサイトで多発している詐欺行為に、御社も加担している可能性があると捉えざるを得ません。今回の事務局の対応は、詐欺を許容し、犯罪を促進することにつながりうるものです。それについては、どのようにお考えか、こちらもまだご回答いただけていないので、お答えください。

これまでも、こちら側からの質問に対し、メルカリ事務局から何一つ明確なご回答を頂けておりません。

 

また、改めて申し上げますが、こちらに返品を要求するのであれば、購入者が主張する「ボタンの破損がある」という客観的かつ明確な証拠を、まず確認し、ご提示いただくべきであると考えます。

そして、それ以前に、まずは購入者側に提示を求めた、社外リカラーの客観的かつ明確な証拠の提示があったのかについて、先にご回答をお願いします。

 

また、商品到着から3週間以上が経っているため、万一ボタンの破損が見受けられたとしても、購入者側の取り扱いにより、ボタンが破損した可能性も十分に考えられます。

 

以上の通り、こちらは返品を受ける意思はなく、発送した商品に問題はないため、その義務もございません。そのため、直ちに、取引を完了し、メルカリ事務局からの入金を受け取る権利があります。これ以上、メルカリ事務局がこちら側に返品を求め、取引のキャンセルを促すことがあれば、法的措置を取らせていただきます。

 

また、万が一、社外リカラーがしてあるという客観的な証拠の提示もなく、また、こちらの同意もないまま、取引が強制的にキャンセルされるような事があれば、法的措置を取らせていただきます。

 

  • メルカリが、購入者に対して商品をメルカリに送るように案内した連絡がありました。しかし、メルカリが商品を受け取ることで、こちらが返品に応じた形になっては困るので、客観的な証拠がない限りは、絶対に返品に応じないと改めて主張しました。
  • また、メルカリ上で、出品したバッグが転売されているのを発見しました。衝撃です。別の方のアカウントから転売されていたのですが、そのアカウントの過去の評価を見ると、今回バッグを購入した購入者からの評価がついています。やはりいくつかアカウントを所有して管理する詐欺集団であることがほぼ確実であることが分かりました。すぐにメルカリ事務局に報告しました。

メルカリ事務局 御中

 

お世話になっております。

この度、メルカリ事務局のご判断で、商品を確認するために、購入者から商品をお受け取りになるとご案内いただきましたが、こちらは、購入者が主張する「社外リカラーがしてあり、ボタンの破損もある」という返品理由に対する、客観的な証拠が提示されない限り、返品に応じることはできないことを、改めてお伝えいたします。

 

また、大前提として、何度も申し上げますが、こちらが販売した商品は、社外リカラーをしておらず、またボタンの破損もなく、商品に問題がないため、返品の義務はありません。

 

そして、こちらが出品し、購入者(〇〇さん)に販売した商品ある可能性が高いものが、メルカリ上で、別の方のアカウント(XXさん)から出品及び販売済みであることが確認されました。

XXさんが掲載している写真を見ると、傷や汚れている箇所、その他バッグの状態が、こちらが販売した商品と酷似しております。

> URL添付

 

また、XXさんの評価の中に、今回の購入者である、〇〇さんからの評価がついています。

> URL添付

 

これを、偶然の一致であると考えることは難しく、繰り返しお伝えしておりますが、相手は詐欺集団の可能性が高く、アカウントを複数所有している可能性も考えられます。XXさんと、◯◯さんのアカウントは同一人物、または同じ集団が管理している可能性が高いと考えます。

 

つまり、こちらが販売した商品は、すでに転売済みである可能性が高く、購入者がメルカリ事務局に発送してくる商品は、こちらが販売した商品とは異なるものである可能性が高いと考えられます。

また、XXさんは、シリアルシールをぼかして掲載しており、詳細の確認が難しいですが、商品説明の欄に、シリアルシールは1番台と記載されており、こちらの商品のシリアルシールの1番台と一致します。

 

上記の通り、本件取引は、こちら側が再三お伝えしてきた通り、詐欺集団による、すり替え詐欺の可能性が非常に高いことが考えられます。

メルカリ上で横行している、このような詐欺行為が、これ以上蔓延しないためにも、また、更なる被害を防ぐためにも、絶対に返品に応じることはできません。

 

また、改めて申し上げますが、購入者側は「社外リカラーがしてある」という客観的な証拠も、「ボタンの破損がある」という証拠も、まだ提示しておりません。こちらの証拠提示がされない限り、商品の返品に応じることはできません。

また、こちらが販売した商品は、社外リカラーをしておらず、またボタンの破損もなく、商品に問題がないため、返品の義務はありません。

 

すり替え詐欺の危険性が高い本件取引により、長期に渡り不安に襲われており、精神的にも非常に疲弊しております。

これ以上、取引完了と入金の手続きが滞る場合、また、商品に問題があるという客観的な証拠の提示なく、こちらに返品を要求する場合、こちらの同意なしに取引を強制的にキャンセルし、入金が完了されない場合は、法的措置を取らせていただきます。

  • この時期に、警察から購入者の情報を開示するよう求める照会書がメルカリ事務局に提出されました

  • このメッセージの後、メルカリから取引キャンセルの通知が来て、売上金が振り込まれました。