写真詩 13なにも考えぬまま 街の風と抱擁し 目的地のないまま あなたと歩く すれ違う人の顔はわからないまま その人の体温に幸せを感じていた 信号が青でも赤でもいいし 横断歩道があってもなくてもいい 道に残る透明な足跡に幸せを感じていた あなたが右にいても左にいても わたしは幸せだったあの頃あの街で