僕は、このドラマは一話から見ているが、思い返してみると、祟りだの、成仏できない魂が彷徨っているだの、呪いをかけるだの、そういった霊に関わる話がやたら多い。

そのたびにそれを聞いた人々は恐れ、慄いている。

 

僕がその場面を見てハッとして何を思ったかといえば、これは日本人に宗教的迷信を植え込むための洗脳ではなかろうか・・・ということだ。

 

ここ数年のアニメや映画を振りかえってみると、どうも陰陽師、安倍晴明を登場させる作品が多いような気がする。昨年もテレビで「陰陽師」という映画を見た。作品自体はだいぶ前のものだが。

 

こういう霊や鬼神や祟りなど、目に見えないものの話は厄介だ。

「あなたには悪い霊が取り憑いている」

などと言われれば、何の根拠もなく鵜呑みにするか、相手にしないかのどちらかしかない。

確かめようがないのだ。

「そんなわけないだろ」と笑い飛ばせても、心のどこかで「もしや・・・」と思う人もいるだろう。

そうなれば、そうした霊的な話を持ち出してくる人間に誘導される人間になってしまう。

 

別に陰陽道を批判するつもりもないし、邪教だと切り捨てるつもりもない。

どちらかというと、陰陽道には興味はあるが、こういう話がひろまるのはあまりいい傾向だとは思えない。

 

ついこの間も、2025年7月に大震災が起こるという予言があることを聞いた。

何でも、大津波が日本列島を襲うらしく、それに備えて、すでに標高の高い長野県の八ヶ岳に避難している人もいるらしい。

そうした予言とも繋がる話だ。

何の根拠もなく信じるか、全く信じないかのどちらかしかない。

そこに科学的、合理的な説明はない。

 

聖書の黙示録の予言にもつながる話だ。

ハルマゲドンという世界最終戦争が起こるというあの予言だ。

 

大本教が取り上げる日月神示という予言書にもつながる話だ。

日月神示にもハルマゲドンのようなことが起こると書いてある。

 

僕はこうした予言は一切信じない。

オウム真理教の信者は、ハルマゲドンを信じていたらしく、彼らは21世紀はやってこないと考えていたそうだが、オウム真理教の信者のように、予言などに惑わされてはいけない。

 

「今第三次世界大戦が起きようとしてるじゃないか。これは黙示録に記された通りだ。」

という人もいるだろう。

しかし、第三次世界大戦は起きるのではなく、ディープステートが起こすのだ。(僕は第三次世界大戦など起きないと思っているが。少なくともハルマゲドンと呼べるほどの世界を巻き込んだ戦争は起きないと思っている)

DSは明らかに、黙示録を信じる人の心を利用している節がある。

最近、やたら天災が起きているのも、そのためだろう。

黙示録には、確かに大地震や天変地異が起こると記されているが、それは予言が当たったのではなく、DSが起こしたのだ。

DSは黙示録を知っているからこそ、それが黙示録通りになるように、戦争や天災を起そうとする。

 

2019年頃だったと思うが、アフリカ、中東あたりでイナゴの大群が発生した。

これも、DSが気象兵器を使って、大雨を降らせ、イナゴが大量発生する環境を作ったのだ。

当然、黙示録を意識しての企てだろう。

予言が当たったのではない、DSが予言を実現させているだけだ。