災害時には、お見舞金として、最低でも2〜30万円。そして、早く仮設住宅の建設など、被災者に対する緊急かつ健康的な環境を整えることにお金を使うべきではないでしょうか?

 

ウクライナには、いくら上げても、政府上層部に消えたり、軍に消えたり、碌なことはないのです。今だにわからないのでしょうかねぇ。

 

今回も、Chihiro さんの非常にわかりやすい世界の大きな変化を俯瞰した論考をアップさせていただきます。

 

《Chihiro Sato-Schuh さんのFBより》

 

 

 

 

どちらも、政府が人々の利益に反することを続けている結果なのだけれど、それが今年に入って、ついに臨界点を越えた感がある。ドイツ政府は、燃料費が高騰する中で、農家に対する燃料補助を削減しようとしている。これまでも、経済のグローバル化で、農家が自営できないようにされていき、食料自給率はどんどん落ちていった。政府はグローバリストのマリオネットで、国を少しずつ切り売りしていっているようなものなのだ。農家にとってはもはや生きるか死ぬかの問題だし、農家以外の人たちにとっても、もはや後には引けない地点まで来たという感覚があるのだと思う。

 

テキサス州の国境管理についても、同様なのだろう。2021年にバイデン政権が誕生してから、メキシコとの国境を開いてしまい、1千百万人もの不法移民が入ってきている状態だという。

 

中南米で誘拐された子供たちもそこからアメリカに運ばれてくるし、グローバリストの組織からお金をもらって、入ってくる人たちもたくさんいる。グローバリストの目的は、移民を増やすことで、土地の文化を壊し、社会を不安定にしてしまうことらしい。

 

実際、ヨーロッパでも、意図的に移民を増やされて、教育レベルは激しく落ち、伝統的な街並みもすっかり様変わりしてしまった。このような状態だと、人々は土地との関係にアイデンティティを持つことができなくなり、容易に支配されてしまうことになる。

 

それが、11日にテキサス州は緊急事態を宣言して、州兵を動員して、国境地帯から政府の役人を追い出した。これは、アメリカ政府に対する独立宣言とも言える。政府の政策から州を守るという意志表示なのだ

それも、緊急事態を宣言して、州兵を動員したというのだから、政府に対して戦う意志を示したということになる。

 

 

 

 

 

《《《今年になってから、グローバリストが西側諸国の政権を乗っ取っていて、国民を搾取しているというのが、あからさまに見えてきてしまっているようだ。》》》

 

それがもはや、陰謀論系の情報に通じている人たちの間だけではなく、普通の人でも納得できるような明瞭さで見えるようになってきている。フランス内閣のキャスティングにしても、もう体裁を整えている余裕もないように思える。その一方で、ドイツの農家やテキサス州のように、もう立ち上がらないと、本当に先がないというようなところまで追い詰められている人たちも増えている。

 

それを見ていると、あれほどに変わらないと思えていた世界の支配構造も、もう解体のプロセスが始まっているように思える。支配構造を保つ力がなくなっていけば、テキサス州のように、中央政府に逆らって自治権を行使し始める自治体も増えていくのかもしれない。そのために攻防戦が繰り広げられたりもするのだろうけれど、もはや支配構造が解体していく方向は、変わらないのではないかと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あのときから、私たちは戦争がどんな風にして起こっていくのか、どんな風にして情報が操作されていくのかということを、リアルタイムに見てきたわけだけれど、あれから2年が経って、戦争というものは、アメリカの軍事産業資本が計画しなければ、決して起こりはしないものなのだということが、よくわかった。どちらが勝つかも問題ではなく、税金を武器に流せさえすればいいのだ。そのために、メディアを使ってプロパガンダがばらまかれ、政治家が買収される。

 

去年一年のBRICSをめぐる変化は、まさにこの軍事産業資本の支配に対抗する態勢がついにできたといったようなものだった。それが今年になって、いわゆる西側諸国の人たちまで、一気に目覚め始めているような気がする。やはり人はいつまでも騙し続けていられるものではないということなのだろう。

 

結局のところ、人々がプロパガンダに煽られて、隣の国を脅威に感じ、敵対心を抱いたりしなければ、戦争は起こりはしないのだ。イランが、軍事拠点だけをきれいに狙って攻撃したのを見ても、ロシアと同様に、戦争をやめさせるために戦っているのはよくわかる。そのことからしても、本当に世界から戦争というものが消えるプロセスが起こっているように思える。