「嫌いなら呼ぶなよ/綿矢りさ」(河出文庫)を読む(1月2日)
今年の初投稿になります。本年もよろしくお願いします。
さて綿矢りさですが、実は初めて読む作家さんでした。別に避けていたわけでは無い
のですが、読む機会が無かった無かったという事。
短編4作ですが、これは面白かった。
最初の作品はプチ整形にはまっている会社員。
整形について同僚との会話で「誰かに見せるためにしているわけではないです。・・
自分モテ狙っているんです。」
また不倫について周囲から攻められる会社員の独白。
「お酒を飲まなければ良い人なのに、とか言うでしょ?違う、酒を飲むから良い人
でい続けられる」等々気になる描写があって「なる程ね」と読み進められた。
最終話は小説家、インタビュアー、編集者の3者の物語で、小説家とインタビュアーが
メールでバトルを始めて若い編集者がそのうち巻き込まれていく物語。
この小説家が「綿矢りさ」として登場。「一応現時点では芥川賞最年少作家といえば
この私なんですけど」と言わせている。
ちょっと面白過ぎて他の作品も読んでみたくなりました。
★4.5