こんにちは。
最近読んで面白かった本はこの2冊です。
娘に聞いたら、瀬尾まいこさんの方は学校の図書館で借りて読んだことがあると
申しておりました。
①瀬尾まいこさん 「そして、バトンは渡された」
せっかく買った本を読んでいる途中で紛失してしまったのですが、片付けしていたら
見つかったので、やっと最後まで読めました😀
主人公の森宮優子は女子高生。
母と幼少時に死別、父と2人暮らしだったのが、父の再婚により3人家族に。
父の海外赴任の際、一緒に行こうと誘われたのに断り、継母と日本で生活する
ことを選ぶ。
継母はその後も離婚再婚を繰り返し、かつての同級生の森宮さんと再婚。
そしてある日、継母がいなくなり、血のつながらない森宮さんと一緒に暮らす
ように。
赤の他人から見れば不幸せに思われるかもしれないけれど、森宮さんが娘にとても
一所懸命で(たまにズレていることもあるけれど)、優子も自分の運命を淡々と
受け入れていて、血のつながりはなくても徐々に絆のようなものができていく、、。
というストーリー。
心が温まるお話でした☺️
②原田マハさん 「スイート・ホーム」
原田マハさんといえば、アート関連の作品が多いイメージでしたが、こちらは
また全然異なるジャンルのお話。
主人公の香田陽皆は内気な28歳の女性で雑貨店勤務。
実家は宝塚市にある洋菓子店スイート・ホームを経営。入口近くには引越し前の
家から植え替えたという、キンモクセイの木が。
お父さんは宝塚のホテルから独立したシェフで、お母さんは看板娘を自負している
社交的な女性。陽皆も仕事がない日は、妹と一緒にお店を手伝っている。
丁寧な接客、美味しそうなケーキや焼き菓子の数々。
派手な事件が起こるわけではないけれど、お菓子との関わりの中で、主人公や周りの
人達の人生が良い方向に向かっていく、、。
そんなお話でした。読後感は爽やかです✨
今日も読んで頂き、ありがとうございました(^^)
