おはようございます。

最近読んで面白かった本のご紹介。

 

 

①「金の角持つ子供たち」

作者は藤岡陽子さん。ブロ友さんがご紹介されていたので、図書館で借りて読んで

みました。

主人公の男の子は小さい頃からサッカーに打ち込んできていたのですが、小6で選抜

チームに選ばれず、潔くサッカーを辞め、突然最難関校の中学を受験したいと宣言。

最初は戸惑う両親も、本人の熱意に折れ受験勉強に協力することに。

現実でも小6で新規に入学させてくれる塾は少ないのですが、とある塾に通えることに

なり、遅れている分の補習プリントもこなしつつ、塾講師も驚くほどの頑張りをみせる。

本人がたどり着いた先は、、?というお話でした。

ネタバレは控えますが、色々考えさせられる小説でした。

 

中学受験がテーマなので、もっとドロドロしたお話かと思っていましたが、読後感は

爽やかです。

 

 

②「歌人探偵定家」

たまたま図書館でおすすめコーナーに置いてあるのを見かけて、面白そうだなと思って

手に取りました。

作者は児童文学作家としてもご活躍中の羽生飛鳥さん。

 

新古今和歌集の編さんや、小倉百人一首の撰者として有名な歌人、藤原定家(ていか、

さだいえとも読まれる)が友人の平保盛(たいらのやすもり)に頼まれ、和歌に絡む

事件の謎解きをするというお話。

あと書きによれば、定家がホームズ役で保盛がワトソン役とイメージして書かれた

そうです。

 

5つの和歌にちなみ、5つの短編集から構成されています。

 

めぐりあひて 見しやそれとも わかぬまに 雲隠れにし 夜半の月かな(紫式部)

嘆けとて 月やはものを 思はする かこち顔なる 我が涙かな(西行法師)

ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは(在原業平)

このたびは ぬさもとりあへず 手向山 もみぢの錦 神のまにまに(菅原道真)

玉の緒よ 絶えなば絶えね ながらへば 忍ぶることの 弱りもぞする(式子内親王)

 

定家の和歌の解説も興味深く、謎解きの過程も面白いですし、歴史や百人一首が

お好きな方も、推理小説がお好きな方も楽しめると思います✨

 

 

今日も読んで頂き、ありがとうございました。

素敵な週末をお過ごしください🍀