おはようございます。
昨日は朝からとても良いお天気☀️だったので、新緑を見に行きたくて大津市の石山寺へ
主人と行ってきました。
10前くらい前にも一度訪れたことがあるはずなのですが、あまり覚えていなくて😅
JRで京都駅から石山駅まで新快速で約13分、そこから京阪の石山坂本線に乗り換えて
石山寺駅までいき(約10分)、石山駅から徒歩10分〜15分くらいでした。
石山寺駅
道中に石山寺の地図や、紫式部の絵が描かれたポストが⭐️
石山寺は747年に聖武天皇の勅命により建立された由緒あるお寺で、本堂は平安時代の
1096年に再建されています。
いま放映中のNHKの大河ドラマ「ひかる君へ」で主人公のまひろがお参りして、
蜻蛉日記の作者、藤原道綱母と偶然出会うエピソードに出てきた場所です。
道綱母と偶然出会ったのはフィクションじゃないかなと思いますが、紫式部が一条天皇の
中宮彰子(藤原道長の娘)に新しい物語を書くように命じられ、石山寺に籠って源氏物語
の構想を思いついた、と伝説では伝えられているそうです。
ご本尊は非公開ですが、とても広い敷地内なので建物の外観や、苔や青もみじが美しい
お庭を見て歩くだけでも癒されます。石段も多く、良い運動になりました👟
東大門。鎌倉時代、源頼朝の寄進により建立され、のちに慶長期に淀殿の寄進で大規模な
修理が行われたそうです。
両脇に仁王像が。
門をくぐると参道。両脇に美しい青もみじ。
石山寺の説明はこちらに分かりやすく書かれています。
↓
境内案内図
境内を散策して外陣にお参りするだけなら入山料600円で、内陣拝観も希望するなら
+500円別途料金がかかります。
私は時間もそんなになかったので、入山料のみ。
期間限定の大河ドラマ館。こちらも別途料金がかかるようです。
奥に見えるのが本堂。
本堂の中は撮影禁止です。
御朱印も頂いてきました。
書き置きもあるそうですが、今回は書いていただきました😀
源氏の間。十二単をまとった紫式部像も。
校倉(あぜくら)造りの経堂。奈良の正倉院と同じ造りですね☺️
紫式部の供養塔。松尾芭蕉も源氏の間に訪れたことがあるらしく、芭蕉の句も。
こちらも源頼朝の寄進により建立された、多宝塔。本尊は快慶作、大日如来像。
中には入れませんが、隙間からちらっと仏像が見えます。
月見亭
瀬田川が見下ろせます。紫式部もこんな景色を眺めていたのでしょうか😊
光堂
堂内は写真撮影禁止ですが、中には入れました。
鎌倉時代に作られた阿弥陀如来像、平安時代作の大日如来像、もう一体は淀殿が寄進
したという半跏像の仏像が安置されています。
こちらの仏像は確か5/19まで限定公開と仰っていたような気がするので、たまたま
拝見できてよかったです。
紫式部像。いつの時代のものか不明ですが、少なくとも平安時代よりもずっと後かと
思われます。
八大龍王社
かつて石山寺の和尚さんが龍をこちらで祀ったところ、龍王がたいそう喜んで和尚さんを
ずっと守護したというお話が伝わるそうです。池の水面に紅葉が映えて綺麗でした。
龍王社の近くの滝。よく見ると右の方に小さな仏像が⭐️
本堂の真下にあたるこの場所は、昔から良い石切場だったそうで、石山寺の名がついた
ようです。
紅葉に隠れて見えにくいですが、奥に見えるのが本堂です。
石切場の前を通り過ぎて降りていくと出口に出てきます。
次に、石山寺のあとは京阪電車で移動し、大谷という傾斜のある、小さな駅で降りました。
こちらのお店でランチを頂き、帰途につきました。
↓
きんし丼。うなぎも卵も、とても美味しかったです💕
お店の近くには蝉丸神社がありました。百人一首に出てくる蝉丸の歌で、逢坂の関と
いう言葉が出てきますが、この辺りのことみたいですね。
ちょっと新緑を見にくだけのつもりが、大人の遠足になりました😊
今日も読んでいただき、ありがとうございました(^^)