おはようございます。

昨日はちらちら雪も降っていて、冬に戻ったのかと思うくらい寒い一日でした💦

 

 

さて、もう2週間くらい前ですが、主人に誘われてメキシコ展を見に行ってきました。

場所は中之島美術館のお隣りにある、国立国際美術館です。

 

 

メキシコといえばインカ、アステカ、マヤ文明ぐらいは耳にしたことがありますが、

ほぼ知識ゼロ。

予備知識なしで見に行ったのですが、これが予想以上に興味深く、思わず長居

してしまいました😊

 

写真撮影はほぼどれもOKだったかと思います。

 

紀元前15世紀頃から約3000年に渡ってメソアメリカと呼ばれる地域(今のメキシコ

高原〜ユカタン半島のあたり)にいくつか栄えた古代文明。

最も古いテオティワカン文明と、アステカ文明、マヤ文明を中心に展示されていました。

どの文明にも共通するのは自然への畏敬の念。

嵐の神やトウモロコシを身に付けた神様などもいて、農耕中心の生活だったよう。

海も近いので海外との交易も行われていたようでした。

 

ジャガーの土器。ジャガーは神聖な生き物として崇められていたようです。

 

こちらは壁一面を占める、羽毛の蛇ピラミッドの写真。

顔を覗かせているのは神様。

 

シバクトリ神の頭飾りの石彫。上の顔をのぞかせている神様はこちらかと思います。

 

最も古いテオティワカン文明のものとされる、鳥型土器。貝殻で装飾されています。

 

同じくテオティワカンの、嵐の神(雨と農耕を司る神様)の壁画

 

嵐の神の屋根飾り。嵐の神がのちにアステカ文明ではトラロク神と呼ばれたそうです。

 

 

マヤ文明の石彫。800年頃には太陽暦と金星の周期が用いられていたそう。

 

猿の神様

 

 

マヤ文明の石彫。2人の王様がゴムボールで戦っているところ。8世紀頃にはゴムを固めた

ボールのようなものを用いるスポーツがあったようです。

 

 

トーテムポールのような神様

 

 

こちらはトルテカ文明のアトランティス像。おそらく王座を支えている戦士だそうです。

 

 

マヤ文明 チャクモール像。捧げ物を像の真ん中に置いていたとか。

 

 

アステカ文明。トラロク神(雨の神様)の壺。

 

 

こちらは20年ぐらい前に発掘されたレイナ・ロハス(「赤の女王」という意味)。

発見された時、赤い鉱物に覆われていてこの名前が付いたそう。

 

マヤ文明の最盛期に栄えたパレンケという国の、パカル王の王妃ではないかと言われて

います。

発掘当初、マスクはバラバラになっていたものを現代の最新技術で復元されたとのこと。

気の遠くなるような作業です。

さすがにマスクはレプリカですが、他の副葬品は本物が展示されているようです。

 

他にもテオティワカンの三大ピラミッド(太陽のピラミッドなど)の写真や、歴代の

王様を記録したマヤ文明の石碑など、印象に残る作品が多数ありました☺️

 

 

メキシコ展はGWまで開催されているそうですので、ご興味があればぜひ♪