こんばんは。
昨日はTootsie(トッツィー)の大阪公演の初日を観劇してきました✨
梅芸ネット会員の先行予約のチケットは最近なかなか当たらなかったのですが、今回は
珍しく良い席が当選し、楽しみにしていました😊
主演の山崎育三郎さんはレ・ミゼラブルのマリウス役、モーツァルト!の主役、
レディ・ベスのロビン役を拝見したことがあり、好きな舞台俳優さんの1人です。
今回のトッツィーはダスティン・ホフマン主演の映画(1982年)が原作の
ミュージカル。
ストーリーは、細かい設定は現代に合わせて映画とは多少変えてありますが、
概ね原作のイメージ通りかと思います。
主人公の40歳になる俳優マイケル・ドーシーは気難しく、こだわりが強すぎて
演出家としょっちゅう衝突し、ついには仕事を失い、、💦オーディションを
受けても断られてばかり。
エージェントにも見放されてしまう。
同居している友人のジェフも売れない劇作家。友達を心配して適切なアドバイスを
くれるが、マイケルは聞き入れない。
元カノのサンディがオーディションに落ちたと言っては、しょっちゅう愚痴を
言いに訪ねてくるのですが、ある時、新作ミュージカル「ジュリエットの呪い」の
オーディションを受けるから、台詞の練習に付き合ってほしいと頼まれる。
その時、マイケルは自分の台詞回しを褒められ(女性っぽく喋ってみた)、
ふと思いつく、、。
男の自分なら落とされるが、女装して女としてオーディションを受けてみたら
どうだろうか?
ジェフの反対を押し切り、赤いメガネ、赤い口紅、ワンピースにハイヒールを
履いてオーディションへ。名前はドロシー・マイケルズと名乗って。
そこで敏腕プロデューサー、リタの目に留まり、役を勝ち取り、あっという間に
スター街道を駆け上がっていくのですが、共演した女優ジュリーに恋をしてしまい、
年下の若手俳優マックスには追いかけ回され、、と複雑な人間模様。
さてさて、最後はどうなるのでしょうか?というお話でした。
ネタバレは控えますが、コメディ要素満載で、幕が開いている間中ほぼずっと、
私も他の観客の方々も笑いっぱなしでした(^^)
観終わったら温かい気持ちになると思います。
公演終了後、山崎育三郎さんが代表で初日の舞台挨拶をされました。
大阪の人はお笑いに厳しいから心配だったこと、舞台を楽しんでいただけた
でしょうか?ということと、3/30の岡山での千秋楽まで全員揃って無事に
舞台を務めたい、ということなどをドロシーの声でユーモアたっぷりにお話し
され、観客席が大いに湧きました。
<主要キャスト>
マイケル&ドロシー(山崎育三郎さん):マイケルとドロシーの話し方、歌い方を
ガラっと使い分けられていてさすがだと思いました。赤やピンクのドレスがとても
お似合いでした😆
ほとんど出ずっぱりなのに、かなり頻繁に衣装やかつらを着替えないといけないので、
早替え大変だろうな〜と思ってしまいました^^;
サンディ(昆夏美さん):ミュージカル「マリー・アントワネット」で一般市民の
マリー役をされていた時に初めて拝見しましたが、小柄なのに凄い存在感で歌も
お上手。今回も可愛くてソロで歌われるシーンが多くてよかったです。
ジェフ(金井勇太さん):友人を心配する、売れない劇作家を好演されてました。
ジュリー(愛希れいかさん):元月組トップ娘役さん。退団後の舞台は初めて
拝見しました。とてもチャーミングで芯の強い女性を演じられていました。
切ない歌もお上手で、お得意のダンスも格好よかったです。
リタ(キムラ緑子さん):Eテレの「グレーテルのかまど」のかまどの声や、NHK
朝ドラの「ごちそうさん」でヒロインの小姑役をされていた方です。タイトスカートに
ハイヒールで歌ってかっこよく踊られていて、ハマり役でした☺️
ロン(エハラマサヒロさん):嫌なキャラの大御所演出家を好演されています。
ダンスもすごくお上手で、本業がお笑いの方とは存じ上げませんでした。
マックス(岡田亮輔さん):ドロシーに恋する年下の若手俳優役。一途だけどちょっと
ズレているキャラを好演されていました。
スタン(羽場裕一さん):マイケルのエージェント役。色々仕事を紹介してあげたのに、
すぐ周りと衝突してしまうマイケルに匙を投げてしまいます。出番はそれほど多くない
のですが、お茶目な一面もある面白い人物です。
久しぶりに楽しいミュージカルを観劇して、リフレッシュできました♪
カンパニーの皆さまが、千秋楽まで無事に舞台を終えられることを祈っております。
ぜひまた再演を希望します⭐️
長くなりましたが、読んで頂き、ありがとうございました😊