おはようございます。

もうそろそろ10月も半ばにさしかかろうとしていますが、まだまだ日中は

暑い日が続きますね^^;

先週末は皆様いかがお過ごしでしたか?

 

私はまた幸運なことに、公演日の数日前に知人の方がお声掛けくださり、

星組公演を観劇してきました。

写真の左の方です。

演目は『柳生忍法帖』というお芝居と『モアー・ダンディズム!』というショーの

二本立てです。

 

 

 

お芝居の方は、山田風太郎さんという方の小説が原作で、映画や漫画にもなって

いるそうです。

 

柳生十兵衛という実在した隻眼天才剣士が主人公。

時代背景は江戸時代の初期、3代将軍徳川家光公が日本を治めていた頃。

十兵衛の父親は徳川家康公に仕え、信頼厚く、その後も代々将軍家の剣指南役を

務めた柳生宗矩。最終的には大和の柳生藩藩主にまで取り立てられ、大目付役
(他藩の藩主の監査役)も任されていたようですね。

 

演出家の方のお話によりますと、十兵衛は柳生家の嫡男で、家光の小姓として

出仕していたようですが、主君の勘気を被り12年ほど、どこで何をしていたか

分からない空白の時期があるそうです。その空白の時期が様々な想像をかき

たてられる理由になった、つまり自由な描き方ができるのですね😊

 

ストーリーは、会津藩の2代目藩主、加藤明成のあまりの暴政ぶりに、家老の
堀主水が脱藩を試みますが、反逆罪として処刑されてしまいます(江戸幕府の

お墨付きで)。

残された身内の女性たちは、鎌倉の東慶寺(縁切り寺として有名な尼寺)へ

逃げ込み、堀家の無念を晴らすべく女たちの手で仇討ちをしたいと願います。

会津七本槍と呼ばれた精鋭たちが後を追い、男子禁制の東慶寺を襲撃しようと

します。東慶寺の住持(住職)天秀尼は女たちは引き渡せないと突っぱねますが、
そこへ東慶寺を厚く保護している天樹院(千姫。徳川家康の孫で豊臣秀頼の元妻)
が現れ難を逃れます。しかし、いつまた襲撃される分からない、、。

 

そこで指南役として十兵衛が呼ばれて、、。果たして仇討は叶うのか?という

お話でした。


秀頼の正室だった千姫にはお子様がいなかったはずですが、調べたら、天秀尼は

秀頼の側室の娘で、千姫の助命嘆願により養女となり、尼寺に保護されたのだ

そうですね。

 

まだご覧になっていない方もいらっしゃると思いますので、ネタバレは控えますが

テンポよくお話も進み、十兵衛役の礼真琴さんはとても格好よかったです😊

少年のあどけなさが残るロミオ役も好きでしたが、今回の大人の男性役も素敵

でした。

悪役の芦名銅伯役の愛月ひかるさんも、すごい存在感です。

 

ショーの方は、男役の美学をテーマにした、ダンディズム!(真矢みきさん主演)と

ネオ・ダンディズム!(湖月わたるさん主演)に続く3部作だそうです。

今回で退団される愛月ひかるさんの白い軍服、他の男役さんは青い軍服姿で踊る

シーンとか、シャンデリア、カラフルなドレスにつばの広い帽子で踊る娘役さん

たちのシーン、赤い帽子に赤いリボンをつけて踊るロケットダンス、お約束の

黒燕尾、トップコンビさんのデュエットダンスなどなど、、。

瞬きするのも惜しく、華やかで楽しいショーでした(^^)

 

まだまだ書ききれませんが、あっという間の3時間でした。

観劇できてよかったです♪

原作の小説もキャトルレーブで売っていたので、買ってみました。

またゆっくり読んでみたいと思います。

 

 

長々とお付き合いくださり、ありがとうございました🌟