こんばんは。
もうすぐ9月も終わりですね。
さて、今日は久しぶりに宝塚大劇場に観劇に行ってきました。
月組の和物のショー(Japan traditional revueとパンフレットには記載あり)
の『Welcome to Takarazukaー雪と月と花とー』
お芝居(ミュージカル)『ピガール狂騒曲〜シェイクスピア原作「十二夜」より〜』
の二本立てです。
前半のショーは、チョンパに始まり(拍子木の後、暗転からパッとライトが
つきます)、着物姿で華やかなジェンヌさんたちが扇子を持って踊ります。
プロローグは『それが宝塚』という曲で、耳に残ります。そのあとは雪と月と花を
踊りで表現されていて、美しい絵巻物を見ているようでした。
音楽学校時代に日舞の授業もあるそうですが、これは一朝一夕に身につく所作
ではないなあ、と手の動きや扇子の扱い方の美しさに見惚れました。特に今回の
公演で退団される、専科の松本悠里さん(宝塚に64年もの間在籍なさっている
そうです)の踊りは、素人目に見ても心に残りました。
一部日本の曲もありましたが、クラシックの有名な曲(ビバルディの四季『冬』や
ベートーベンの『月光』など)が使われていて、日舞に洋楽?とびっくりしま
したが、面白い演出だなあと思いました。日舞は全く詳しくないのですが、、。
今回の公演では、初舞台生の口上があるのですが、ショーの途中で106期生の
口上を聞くことができました。創始者の小林一三さんの『清く、正しく、美しく』
の教えを守って、立派な舞台人になれるように頑張ります、という趣旨のことを
おそろいの紫の着物で言われていました。例年通りだと正装の緑の袴ですが、
100期生以来、久しぶりのお衣装だそうです。
組長の光月るうさんが最初にご挨拶されたのですが、今年の初舞台生はコロナ
のため、約5ヶ月遅れでやっと初舞台に立つことができたこと、この日を一日
千秋の思いで初舞台生も月組先輩方も待ちわびておられたことをお話しになり、
うるっときました。
一ファンの私でも公演再開を待ちわびていたのに、ジェンヌさんたちはもっと
もっと我慢の時間を強いられていたことでしょう。
後半(2幕目)は、ネタバレは控えますが、笑いあり涙あり、コメディ要素も
随所にある楽しいお話でした。初舞台生のロケットダンスでまた涙目に、、。
最後にジェンヌの皆さんが、お約束通りに大階段を降りてパレードをされる
のですが、久しぶりに宝塚のキラキラの舞台を観られて、本当に嬉しかったです。
やっぱり、生の舞台が最高!とこの幸せをしみじみとかみ締めました😊
千秋楽まで、無事に公演できますように、、。心から祈っています。
最後の写真は、つい最近リニューアルオープンした宝塚ホテルです。
いつか泊まってみたいなあと夢見ております💕


